
久しぶりの歴史博物館。 大好きな「壬申の乱」の企画展示。
天智天皇(中大兄皇子)が崩御された後に、その天智天皇の子である大友皇子と、天智天皇の弟である大海人皇子(のちの天武天皇)による古代史最大の内乱とされている。
日本書紀にはその戦いことが詳しく書いてあるが、それは勝者である天武天皇が書かせたものである。であるから、天智天皇から「俺が死んだらお前が後を継いでくれ」って言われたけど、これは罠であって「わかったよ」って言ったらとんでもないことになるから、「いやいや、私にはそんな気はありません」って言って、吉野の離宮に引っ込んだ。でも、その後に天智天皇の息子の大友皇子が戦争の準備を始めて俺を倒しに来るっていうから仕方なく戦ったんだ。というスタンス。
でも、本当はどうなの?最初から戦うつもりだったんじゃないの? その割に手際が良すぎるしって思うのも当然なくらいとんとん拍子に戦いに勝っていく。
そんなことを俯瞰した立場で、あちこちから資料を集めてわかりやすい解説と共に展示された見事な企画だった。

先日登った霊仙山から見下ろした不破関や、いつも車で通る「瀬田の唐橋」、葬り場所ではないかと言われている茶臼山古墳も子供とどんぐり拾いに行った場所だし、天智天皇の京である大津京もいつも歩いている場所。
この企画展に出てくる場所のほとんどが行ったことがある場所だったので、とてもリアルな感覚で入り込めた。
2時間ほどじっくり見せてもらって、その後は常設展示も見て、朝一番から見始めて見終わったらすでに正午を40分も過ぎていた。
お腹も空いたので、隣の市民文化館にあるカフェのランチが安くて美味しいということなので立ち寄ってみた。「カフェ・レストラン「Inti」(インティ)」

ヘルシーなおかずが3種類とサラダ。それに小さめのトンカツとご飯。そして、コンソメスープと食後に自家焙煎の美味しいコーヒーがついて税込1,000円。
どのおかずも美味しくてびっくり。そして、食後のコーヒーも絶品だった。これで1,000円は安過ぎ。お店のスタッフさんも皆さん感じの良い方で気持ちの良くランチがいただけた。


帰りは三井寺(園城寺)の前を通って、琵琶湖疏水脇を抜けて、浜大津駅まで散歩しながら帰った。

紅葉は少し色づき始めたかなぁ?という程度。

路面を走る京阪石坂線は、大津線開業110周年のラッピング電車だった。
妻と歩いて6,800歩。
いい休日が過ごせた。
近くなら見に行きたい企画展示です。関東には巡回しないのかしら。
大昔、小説で持統天皇、額田女王が登場するものを読んでいつかその時代をもっと詳しく知りたいと頭の中に眠っていたのですが。
歴史博物館から琵琶湖も見下ろせて展望もよさそうですね。カフェレストランのランチも美味しそうで楽しい休日になりましたね。
アプリさん
この時代は「これが正解!」と言うのがないので、漫画も小説も描き甲斐があるのだと思います。どれを読んでも面白い。
企画展示を見ていても、そのイメージは漫画のキャラだったりします。里中満智子さんの「天上の虹」がインパクトありました。そこからいくつもの小説を読んで、実際にその現場に行ってみたりして。
初めて明日香村に行った時は大興奮で、ここが乙巳の変(大化改新)の殺人現場か!とか、もう夢中で散策していたのを覚えています。
あの時代は何か、ロマンを感じます。
⇒実際はドロドロでていたのでしょうね。
いつもいつも、ランチおいしそうですね。
あした、月1回の脳神経外科受診。
車の時は病院⇒帰宅途中の調剤薬局⇒丸亀製麵(テイクアウト)が
お決まりのコース。
2人でランチしたいけれど、主治医は火曜日のみ診察、
火曜日は13時すぎに生協なので、テイクアウト。
しんちゃんママさん
丸亀製麺は、行きたい行きたいって言っててなかなかいく機会に恵まれません。
スターバックスや知らないラーメン屋さんみたいに、注文の仕方がわからないとなかなか入店するのに勇気がいります。入ってみたらなんてことないことが多いのに。(^_^)
んでもってKURIさんとしての考察は
大海人皇子は最初から仕掛けるつもりだったに違いない。
ですか?
Akiさん
大海人皇子は謎が多すぎて、一体どこからきた何者なのか?それさえもよく分からないので、いろいろ創造できるのが楽しいです。
間違いなく「仕掛けるつもりだったに違いない」ですね。(^_^)