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「伊勢金比羅参宮日記」を含む歴史関係、映画鑑賞の記録、日々の料理レシピ、乾癬について、山歩き、生活の知恵、5人の子育てなど、多岐にわたる個人ブログです。

ライフシフト

「子供が死んでも舞台に立つ覚悟」

投稿日:

 昨日と今日の朝ドラ「エール」で、そんなセリフが出てきた。

 俳優さんやテレビや舞台に出ておられる方で言われているイメージがある

 「親の葬儀に参列せずに舞台に立ちました、舞台に穴はあけられませんから」

 それを美徳のような雰囲気で報道するマスコミ

 「それがプロフェッショナル」と言うようなイメージになってくる

 一方、会社で上司が

「〇〇君が、飼っているペットが死にそうだから休ませてくれって言ってきているんだけど、どう思う?」

 これをプロ意識にかけているダメなやつと評するのか。

 私も3人目の子が生まれそうな時、

 職場にいた私にご近所の奥さんから私の職場に電話が入った

 「奥さんが産気づいたので、これから病院へ送っていきますから!」と

 すぐさま当時の上司に伝えて「これから病院へ向かいます」と言うオーラを出したら

 「どうせ行ってもやることないから、昼休みに行ったら?」と。

 私としては「えーーーーーーー!?」と言う感じであったが、一般的にはそう言う感じなのだろうか?

 確かに自分が産むわけではないし、行っても待合室でウロウロしているだけ。そんなすぐにも生まれてこないことが多い。

 実際は、昼休みに病院に着いたらすでに無事生まれていて「その瞬間」を共有出来なかった。

 私としてはそれが悔やまれて仕方ない。

 まして、子供が死にそうな時に、また死んでしまった時にも休めない仕事ってなんなんだ?って思ってしまう。

 私は仕事に対してのプロ意識が足りないのだろうか?

 そのような人生の一大事の時でも休んではいけないと言う気持ちってなんだろう?

 自尊心?責任感?プライド?

 「親が死んだくらいで舞台を休止にするなよ。こっちはずっと前から楽しみに待っていたんだからさぁ」って文句を言う人はいるのだろうか?

 いるだろうが、その人は当然自分の親や子供が死んでも仕事をするのだろうか?

 

 自分が親の立場として、急に倒れて入院することになり、

 子供たちが仕事を休んでお見舞いに来てくれたとすると、確かに申し訳ない気持ちでいっぱいになる。「お父さんは大丈夫だから、仕事に戻って」と。そう言ってしまうかもしれない。

 子供の立場としては、そう言われてどうなのだろうか?その時の親の状況にもよるだろうが、すぐにどうこうする感じでないなら帰るし、これからしばらく目が離せないと言うなら帰っても気持ちが落ち着かない。

 これが自分の子どもであったなら、少し落ち着いているからといって仕事に戻るだろうか?

 とりあえず小康状態になっていて、ほんの小一時間だけ職場に戻って「あるちょっとしたことをやれば1億円の商談が破談にならずに済む」と言うのであれば、一瞬帰るかもしれない。そんな余裕があればの話で、その時になってみないとわからないが。

 人生何が起こるかわからないし、

 その時そこへ立ってみないとどうにもわからないことだらけだ。

 しかし、「子どもが死にそうになっていても舞台に立つのがプロというものだ」というような概念を植え付けるのはどうかと思う?

 そのような大切な場面になった時に、一瞬の迷いが出てしまって

 一生後悔することがないようにしたいものだ



-ライフシフト

執筆者:


  1. Aki より:

    少なくともそうゆう状況にならないことをお祈りします。
    ちなみにこちらは帝王切開なので立ち会わず仕事してました、
    ある意味いい時代ですねぇ~

    • KURI より:

       私も立会出産は5人中ひとりだけ。一度だけでも経験出来てよかったです。
      息子は最初から立会出産希望でした。産婦人科では母親学級ならぬ父親学級にも積極的に参加して、イクメンやっています。これも時代の流れですよね〜。見ていて微笑ましいです。(^_^)

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