「道の真ん中をぼーっと歩いてんじゃねーよ!」 後ろから自転車に乗った老人が、チリチリとけたたましくベルを鳴らしながら叫ぶ。 歩道の真ん中を歩いていただけなのに。 ある時は、 まだ子供が小さい頃、公園のジャングルジムでうちの娘3人が遊んでいた。 しばらくすると知らない女性が後ろに二人の小学生くらいの子供を連れてやってきた。 「遊具はあなたたちだけのものじゃないんです! うちの子供たちにも遊ばせてあげてください!どうして代わってくれないんですか!ずっと自分だちだけで遊んで!」 と凄い剣幕。 今この公園に来たばかりで、今初めて近づいてきて、いきなりそう言われても・・・。

すれ違いがやっとの狭い道で、対向車がそこそこのスピードで近づいてきてスピードを緩めない。 やばい、ぶつかりそう! と、左側に寄って最徐行した時に、お互いのドアミラーがぶつかった。 傲慢な感じの40代の男性が降りてきて 「ちょっとあんた、スピード出しすぎだろ!」と言われる。 「社会なんてそもそも理不尽なものだ」 と思えばそれまでだ。 毎日こうやって文章を書いていて、ふと怖くなる時がある。 知らないうちに人を傷つけているのではないだろうかと。 息を吐くように嫌味を言う人もいれば、 笑顔でプラスの言葉しか言わない人もいる。

いつも不満を言っている人、 「でも、仕方ないよね」と言うのが口癖の人、 妙に腰の低い人、 びっくりするほど高飛車な人、 みんな、いろんなことを言われての今の自分なんだろうな。 そんなキツイ台詞たちが、 知らないうちに「単語登録」されてしまっていたとしたら、 小まめに消去しないとなと思う。 「自分が小さい頃、お父さん怖かったよ〜」と笑いながら子供たちに言われることがある。 「気さくでフレンドリーな父親になれたらいいな」って、 妻が最初の子を授かった時に思ったもんだ。 子供を大切に思うが故にと言うのもあるかもしれない。 これからの自分は、 「頑固なクソジジイになってやる!」 と思う時もあれば、 「いつもニコニコの好好爺でありたい」とも思う自分もいる。 なんにしても、生きやすい方へ、 美しく、いい匂いのする方へ、 花の咲く方へと、フラフラと漂ってしまうのだと思う。
だんだん出不精になるよね・・・
Akiさん
毎週のようにどこかに出かけていたのが、家の植木の手入れや物入れの掃除とかで1日も外に出ないと言う日も増えました。