関西に住むようになってからは、山に登っていても「あ〜、きつ!」「あ〜しんど!」とか無意識に口に出すようになった。
関東に住んでいた時は、なんて口にしていただろう?ってもう思い出せないけど、「しんど」は使っていなかった。「えらいわぁ」も使ってない。「えらい」は「偉い」でしかなかったから、お利口に出来た小さい子に対して「偉いねぇ」というように使ったが、関西に来てからは「えらいわぁ」と聞いて意味がわからなかった。こちらでは「偉い」という意味では使わないかというとそうでもなくて、同様に使うのだが「偉い」と疲れた「えらい」ではアクセントの位置が違う。

妻が「しんどいってこっちの方言なのかな?」って聞いてきたから、「多分そう」と答えた。少なくとも私が小学生の頃は「あーしんど」の意味がわからなかった。「しんど」と言えば「震度」だ。
学生時代に北海道の友人が「こわい」と言っていて何がこわいのかと思っていたが、東北や北海道では「こわい」という地域もあるらしい。でもリアル「こわい」は聞いたことがない。
今、ふと思い出した。
嫌いだった持久走の時に口にした言葉は「あ〜だるぅ」だったかな? 「だるい」が「しんどい」に近かったかもしれない。これは風邪をひいて「体がだるい」のとは違って、「しんどい」「つらい」に近い。そうだ「だるい」だ。ここまで書いたら、私の出身地がバレてしまうかもしれない。
今では使っていないし、こっちで使っても違う意味で取られてしまいそうだ。
動画を撮影しながら山を登っている時でも、無意識に「あ〜しんど」って言ってる。言葉ってそうやって体に染み込んでいく。
えらいとかしんどいって口から出ているうちはまだまだ元気でしょう、ホントに危ないときは言葉も出てきません・・・
Akiさん
確かに。ホントに危ない時には声が出ないだけに、ひとりで出かける時は誰かの目が確実にある場所にいないとですね。
しんちゃん兄が1歳の頃、ママ友が「洋服ををなおす」と言ったのですが、直すではなくて、片付けるでした。
「ご飯がこわい」はご飯が 硬いだし、日本語っておもしろい。
しんちゃんママさん
「あ、これ、そっちになおしといて!」って、通じるかも。
「ご飯がこわい」は使っていました。こっちに来てからは使わなくなったかも。
ホント面白いですね。(^_^)
大阪で仕事をしていた時に、
えらいは、
えらい顔色している
えらい→疲れた
えらい損した
えらい→たいへん
だったような、もう、24年前で記憶は曖昧です。
こわいは、義父がこわいとよく言ってました。我孫子と言っても川を渡ればすぐに茨城県ですから、
こちらに来て、うっちゃるがわかりませんでした。捨てる、放っておく、という意味のようです。
アプリさん
「えらい」に関しては仰るとおりです。大阪では頻度が高いかもしれません。
>「うっちゃる」
これも使っていました。相撲の技でも「うっちゃり」ってありますもん。(^_^)
こっちでは「ほかす」でしょうか。
「疲れる」は、母が北海道なので「こわい」で通じますが、東北では「こえ~」と訛ります。昔、東北から開拓目的で北海道に移住した人たちが大勢いたので、似たところがあるのでしょう。
テレビドラマなどの影響で、各地の言葉がある程度共通に分かるようになりましたが、それでも訛り具合や微妙な違いは、地域性を含んで永遠に残っていくと思われます。
カラスさん
学生時代に北海道出身の友人がいたのに、リアルに「こわい」「こえ〜」を聞いたことがなかったです。通じないと思ってわざわざ使わなかったのでしょう。
私は関西弁は相変わらず上手に喋れませんが、ドラマや映画で俳優さんが関西弁を喋っているのを聞いて、上手だなと思う時と、全然ダメだなっていうのがわかるようになってきました。関西弁の耳ができてきたかなぁって。妻に言わせればまだまだ全然らしいですけど。難しいもんです。
高校卒業して以来、地元群馬にどっぷりつかった生活はしていなかったんだけど、2019年よりどっぷりつかってはや4年、、最近は、使う機会の少なかった群馬弁を意識して使っています。自分だけの話なのかよくわからないけど、群馬弁を使うとムリなく心の裏側をペロって表に向けられるような気がします。本当の意味の母国語なのかな・・(笑)。
あかいみさん
>群馬弁を使うとムリなく心の裏側をペロって表に向けられるような気がします。
なんとなくわかるような気がします。というのも、この歳になって群馬弁を使って喋ったことがないので、あくまでも想像の域を脱せません。
「独特な舌の巻き方」とか、もう無理かもしれません。「よいじゃねえ」とか「かんます」とか、驚いた時に「テー!」というとか、もう何年も使っていないや。
ただただ懐かしい。
>本当の意味の母国語なのかな・・(笑)。
そうかもしれないね。(^_^)