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「伊勢金比羅参宮日記」を含む歴史関係、映画鑑賞の記録、日々の料理レシピ、乾癬について、山歩き、生活の知恵、5人の子育てなど、多岐にわたる個人ブログです。

ひとりごと

きっかけはそんなもん

投稿日:

 女の子にモテたいから

 お金が欲しいから

 やってて楽しいから

 大体の男はそこからスタートすると思ってる。

 その後、軌道に乗ってから「自分のやっていることが、人や社会の役に立つのがやりがいです」と言うのは素晴らしいし、

 そうあるのが理想的だとは思う。

 最初から若いのが「損得はいいんです。人の役に立ちたいからはじめました」と聞くと、

 「ちょっと大丈夫か?」って思ってしまう。

私もそんなひとりだった。

 「金儲け」は「悪」と言う印象があった。「清貧」が「善」。

 亡くなった義父は素晴らしい人だった。  その義父が「金は儲けなあかん」と言っていた。(「金儲けはあかん」ではない。一文字で大違いだ。)

 それは、頑張って働いて、正当な報酬をいただいて、それを社会にまた還元してお金を回していくと言うこと。  

 最初は自分の生活を安定させることだったが、ある程度軌道にのれば家族だけではなく、従業員のため、その家族のため、そしてもちろんお客さんのため、関連会社のため、そして社会のため、国のため、世界のためと広がっていく。

 最初のモチベーションは、金や地位、妬み、悔しさと言う推進力がないと、なかなか大気圏を抜け出せないような気がする。

 結婚も独立も、最初の決意から始まる。

  自信なんてどこにもなくて、ただの裏打ちのない決意。  決意したら早い。  あれよあれよと神輿の上に乗せられて運ばれていく。

 暴れすぎて神輿から落ちそうになったり、急ぎすぎて後ろから誰もついてこなかったり、  コースを間違えて修正したり、  神輿の上ではしゃぎ過ぎてみんなに引かれたり、  動き出したら、最初思っていたのとは違う形になっちゃったりするけど、  どうにか長く乗り続けられる人もいれば、  次から次へと神輿を乗り換えていく人もいるだろう。

 地球を周る軌道で満足できない人は、そこからスイングバイして月へ行ったり火星へ行ったり、  小惑星へ行ったり。

 そうこうしているうちにヒトは歳をとり、体力も落ちてくるから、  推進力はなくなり、ただ惰性で地球を周っているだけになり、

 最後は地球の引力に負けて、大気圏に突入し、  燃え尽きる。  ハヤブサとハヤブサ2にあれだけ日本人が熱狂するのも、

 きっとあの偉業に自分が達し得なかったものを重ねているのかもしれない。

 ハヤブサ2は、あれだけの仕事をして地球に戻ってきた上に、  そのまままた旅立って次の仕事に行ったのだ。

さて自分は、

 とりあえず若い頃に大気圏を抜けて地球周回の軌道にのって、

 今までやってきたが、徐々にあちこちガタついてきた。  このまま大気圏に突入して燃え尽きることで満足するのか、

 さらにスイングバイでせめて月くらいにでも行ってみようか。

 まだ再噴射の燃料も残ってるし。

 あとは「決意」だけの問題なのかもしれない。

 ちょっとした段差につまづいて転んだら、

 反射的に受け身をとって、

 手を着いたところに再噴射のスイッチ。

 「あっ! 押しちゃった!」

 そんなきっかけでもいいのかもしれない。

 考えたら考えただけ不安になるし。

 人生、意外とそんなことで切り替わっていくのかもしれないね。



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