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なんだかんだで人生飽きないように好奇心だけで生きてきたけど、こんなんでよかったのかなぁ?と言うブログ。

生活

こんなハズじゃなかった

投稿日:2020年4月1日 更新日:

 予想に反して起こった出来事に対して、

「こんなハズじゃなかった!」

「うまく行くハズだった!」

「ちゃんとお前に頼んだハズだぞ!」

「でもこれを乗り越えればうまくいくハズ、頑張ろう!」

この「はず」ってなんだ?

 「ハズ」は「筈」と書く。

筈は、弓道の用語。

 あの長い弓の上と下の部分で、弦を引っ掛けるところが弓筈(ゆはず)。

そして、矢の後ろの部分で弦に挟む方が矢筈(やはず)。

 弦の太さに対して、筈の切り込みの幅が狭かったりしたら、

 弦に矢筈がハマらない。

 筈で、ちゃんと固定できないと矢を射れないし、もし射ってもどこに飛んでいくか判らない。

 こんな筈じゃなかった!

この「筈」が「弦」と合わないとすべてがパーになってしまうのだ。

他にも弓道由来と思われる言葉がある。

「手の内を見せる」

この「手の内」とは、

 弓を持つ手(弓手ゆんで・左手と書いてゆんでとも読む)の弓の握り方。

 これがどのように弓を押すかで矢の飛び方に大きな違いが出る。

 なので、その握り方、手のひらのどこの部分で押すか、どう押すか、どう緩めるかは流派によって秘密になっていた。

 徐々にその秘密はゆるくなって広まるようになってきたが、その秘密を明らかにすることを「手の内を明かす」という。

 明かしてくれない「手の内」は、相手の「手の内をよむ」。

「かけがえのない」

 「かけ」とは、右手につける手袋のようなもの。自分に合った「かけ」は、人のかけを借りてやってもうまくいかないもの。いわゆる「かけがえのない」ものなのだ。

「勝手」

 台所のことを「おかって」というが、その「勝手」は右手のこと。左手は弓を持つので自由に使えないが、右手は自由に使える。昔の奥さんは台所だけは自由に使えたことから「お勝手」と呼ばれ、その入り口は「勝手口」、「勝手にしろ!」という使い方になった。

「満を持す」

 これも弓道用語。

 半月状の弓が、ギューっと引かれて半月から満月状になり、それを維持している状態。絶好の機会。

このように弓道由来の言葉って似て日常的に使っていたりします。

言葉の由来を調べるってこれだからやめられない。







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執筆者:


  1. Aki より:

    弓絡みで一番ピンとくるのは『手ぐすねを引く』ですかね、
    学生時代はギリ粉って呼んでいたのかなぁ、松やにだっけ?
    当時の弓は父親の物干し竿にされてるこの頃w

    • KURI より:

      Aki さん
      ギリ粉はカケにつける粉末の松脂だけど、
      弦につける「手ぐすね」は「手ぐすね」って呼んでましたっけ?
      あれってバイオリンの弓につける松脂と同じなんですかねぇ?

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