
「にら」と言う野菜は、よくあるアブラナ科の青菜と違って微妙な立ち位置にある。
香りが強いのと、繊維がしっかりしているので噛みきるのが厄介で、歯の間にも挟まり易い。
香りが強いことは、根強いファンが多いことにも繋がり、餃子やにら玉はもちろん、肉と一緒に炒めても美味しいし、おひたしで食べるのも好き。ラーメンとも相性がいい。
写真はたまに作る「にら蕎麦」。香りを楽しむ二つの食材のハーモニーがまたたまらないのだ。作り方は蕎麦と一緒に茹でるだけ。一緒に茹でて一緒に盛り付ければいい。
この「ニラ」と言う植物は、一体何科の植物なんだろう? ついこの間も、ニラとスイセンを間違って食べてしまって中毒を起こしたと言うニュースを聞いた。確かに葉は似ている。スイセンと同じ分類なのだろうか?
調べてみると、ニラは「ヒガンバナ科」だった。
ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ連ネギ属。
同じネギ属には、ノビル、アサツキ、ヤマラッキョウ、ギョウジャニンニクがある。
ヒガンバナは、ヒガンバナ亜科ヒガンバナ科ヒガンバナ連ヒガンバナ属で、

スイセンは、ヒガンバナ科ヒガンバナ亜科ヒガンバナ連スイセン属になる。

ホンアマリリスと言うこの花もヒガンバナ科。

ニンニク、玉ねぎ、ニラはみんなヒガンバナ科ネギ属で、これらは精進料理には使われない。なぜかと言うと、煩悩を刺激する香りの強い野菜「五葷(ごくん)」を避けると言うもの。その五葷は、ネギ、ラッキョウ、ニンニク、タマネギ、そしてニラ。
どれも好きな野菜ばかり。
これだからいつも煩悩が刺激されてしまうってことだったのか。
スタミナ定食に欠かせない肉や野菜たちは、ただただ煩悩のかたまりのように思えてきた。
ニラって買う時に一番品定めするかも、
細身だと噛み切りにくく食べにくい、鮮度もよく見て買っています。
Akiさん
そこまで見ていなかったなぁ。葉の先が少し萎れているなぁ〜くらいしか見ていませんでした。噛み切りやすさにも影響するのなら次からはもう少しよく見てみます。(^_^)
相棒さんはラッキョウやネギ系は食べますが、ニラやニンニクが苦手。(餃子のニラは〇)結婚以来、一緒に食べる時は食卓には出さないようにしていましたが、この1年、「我慢するのはやめよう!」と考え方が変わりました。
そういえば、しんちゃんパパ実家でニラやニンニクの料理を食べた記憶なし。
しんちゃんママさん
毎日三食食べて、そのうち一食でも好きでもないものでお腹一杯にすると少し後悔するようになりました。
>「我慢するのはやめよう!」
私もそんな気持ちです。(^_^) 食べたいと思った時に、その食べたいものが食べられる幸せ。これが最高の贅沢だと思います。(^_^)
一応、ニラやニンニクの料理は相棒さんから遠い位置に置きます。もやし料理も食べないけれど、ニオイがしないので正面に置いても〇。ヨーグルトもトマトジュースもダメ、レバー系も魚卵系ダメ。しんちゃんママをイジメ(?)たら、「レバニラ・もやしの中華サラダ・にら玉スープ・砂肝のやきとり・明太子むすび」と宣言(笑)。⇒拷問と申しております!しんちゃんママは全部、好き。
しんちゃんママさん
>ヨーグルトもトマトジュースもダメ、レバー系も魚卵系ダメ。
なかなかですね〜。(^_^)
>「レバニラ・もやしの中華サラダ・にら玉スープ・砂肝のやきとり・明太子むすび」
私の好物ばかりです。(^_^)
ニラと水仙の葉っぱは似ていて間違いそうです。庭には水仙があるのを知っているから、それを採って食べようとは思わないですが、未知の土地だったら間違えそうです。
最近、読んだ(音で聞くですが)本に間違って食べてえらい目にあう場面がありました。
昔、まだ嫁に来たばかりのときに、芹(せり)だと思って抜いて汁に入れてしまい、違う草だったということがあって、自分では判断しないことにしています。
精進料理、その5品はどれも香りも癖もありますものね。畑ににんにく、玉ねぎ、らっきょうが植わっていて、葉っぱがすこしずつ違いますが、同じヒガンバナ科ネギ属とはね、ネギは大きく違うように思えるけど、先の3つは球根ですね。
アプリさん
>芹(せり)だと思って抜いて汁に入れてしまい
私も、ワラビだと思ってたくさん採って、アク抜きしてお浸しで食べましたが、後でワラビじゃないと教えてもらったことがあります。お腹も壊さなかったし、美味しかったのです。
私も自分で判断するのは難しいなって思いました。キノコは怖いので手を出しません。