
「三度の飯より〇〇が好き」
ご飯を食べるのも忘れてしまうほど何かに熱中してしまうことだが、
ご飯も好きだけど、蕎麦の方がもっと好きと言う意味で
三度の飯より蕎麦が好きって言っています。
蕎麦に限らず「ご飯よりも麺が好き」かなぁ?
ラーメンより、うどんより、スパゲティよりやっぱり蕎麦だ。
今ひとつの乾麺蕎麦も多いし、絶品のラーメン、感動するほど美味いうどんもあるが、総合点として「蕎麦」が好き。
美味しい蕎麦専門店もいくつも食べ歩いて、また食べたい蕎麦もたくさんあるが、なかなかそのお店に通える訳でもなく、
できることなら、食べたい時にいつでもその「食べたい」を満足させるレベルの蕎麦が食べたい。
数ある乾麺のそばの中で、今のところ私が一番だと思うのが、粕谷製麺所の「ねじれそば」だ。
今回は「ねじれそば」ではなくてもう一つの「竹割そば」にしてみた。
麺の途中に、竹の節のような突起が付いている。
これが食べる時の食感に大きくかかわる。
ねじれそばは、その名称の通り「ねじれ」が入っている。こちらの食感もたまらない。
ズズズーッとすすった時の唇に触れる感触、数回噛んだ時の食感、飲み込む時の喉越し、飲み込んだあとの鼻に抜ける蕎麦の香り。
もう大好き。
これからの季節、食べる機会が増えそうで嬉しい限り。
かき揚げ天ぷらがあれば、さらに良し。
それほど蕎麦好きじゃない家族には、そうめんでも食べてもらって、蕎麦好きの家族には美味しい蕎麦で。
天ぷらを揚げると、ご飯派と蕎麦派に分かれる。
妻にとって、蕎麦は主食じゃないというイメージみたい。
大晦日の年越し蕎麦も、晩ご飯に普通にご飯を食べて、夜遅くに年越し蕎麦を夜食として食べる。その時にも「蕎麦」と「ご飯」。
ラーメンでも「ラーメン」と「ご飯」。
麺は「おかず」という認識らしい。
麺が嫌いじゃなくて、麺よりご飯が好き。麺を食べたらご飯が食べられなくなるという感覚みたい。食文化は本当に様々。
どれが正解というのもないから、言い合いをしても平行線。
むずかしいですねぇ。