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「伊勢金比羅参宮日記」を含む歴史関係、映画鑑賞の記録、日々の料理レシピ、乾癬について、山歩き、生活の知恵、5人の子育てなど、多岐にわたる個人ブログです。

ライフシフト 生活

もしもこの宇宙が一つの滴だったら

投稿日:2020年4月8日 更新日:

そんなこと考えたことないだろうか?

 この広い大宇宙が、実はある世界の一雫の中であったなら。

 自分がこの体の中に住む一つの常在菌だとしたら、この体は一つの膜らしきものに被われた大宇宙であり、それこそ一雫かも知れない。

 その体にしてみたらこの地球は想像できなほど大きいのだが、それでもあるものから見たらほんの一滴なのかもしれない。その地球も太陽に比べれば鼻くそみたいなもので、その太陽だって銀河からみたらただのゴミのよう。

 その銀河だって全宇宙からみたらほんの小さな点でしかない。

 そう考えると、自分の頭で想像し得る世界なんて極めるとお釈迦様が言うように「空」なのだ。

  自分探しをしてあちこち見て回っても何も見つけられなかった。

 答えは「自分なんてないってこと」。それが「空」。

 自分って色々なものの寄せ集め。

 自分の心と体はどこにあるのかと探し求めても、結局どこにもないんだ。

 この世の中に自分の実体というのはどこにもない。

 それはよく言われるように、周りの人の心にある。周りの人の心によって作られた存在。

 であるから、固定された「自分」なんてものはなくて、寄せ集めで形成されたこの「自分」というものは、流動的であり常に変化している。

そう「諸行無常」である。

諸行無常とは 

この世の現実存在(森羅万象)はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう。

Wikipedia

「本当の自分」なんてものはない。

 嫌なあいつから見た私も自分だし、

 愛する妻からみた私も自分

 パパ大好き!と言われたパパと、職場で「使えない奴だな」と罵られた私も自分なのだ。

 常に自分は周りの環境に応じて変化を繰り返し、同じ状態ではありえない。

 「今日の今の私はこんなです。」としか言えないし、

 言った途端にまた変化しているのだ。

 今、自分の指で触れているこの皮膚、

 息を吸った時の微かな匂い、

 聞こえてくる雑音

 視界に入っている光

 それらすべての情報は、自分の感覚器官が送ってきた情報に基づいて頭が作り出したイメージでしかない。

 触ったという感覚、「それはとても柔らかくてプニュプニュして、肌触りもやさしかった」という情報が頭に伝達されたからといって、そういうものがそこに存在したとは限らない。

 今やVR(バーチャルリアリティ)と言って、視覚だけである場所にいるという錯覚を起こさせることができる。視覚で海を見せて、潮風を吹かせて、足元では砂の上を歩かせて、海鳥と波の音を聞かせ、潮の香りを漂わせたら、そこはもう現実にない海を再現できてしまう。

 それほど自分というのは簡単に騙せてしまう脆いものなのだ。

 

 自分の頭で考えていることは、すべて虚構であるということ。

 だからそれに振り回されることのないように。

 その虚構こそ「空」であると知ると苦しく辛いことが少しは楽になる。

 今、日本がこのような緊急事態宣言がでた状態であっても、

 昼は青い空を見上げ、夜は大きな月を拝み、

 テレビやネットの情報を絶ち

 いつもの生活をしていると

 コロナのことを一瞬忘れてしまう感覚にもなる

 この世は一体なんなのだ?

 存在していないものを存在していると思い込んで、

 存在しない「自分」を存在すると信じて探し、

 自分の過った思い込みの中で生き、悩み苦しむ

 本来、自分の感覚器官で感じ取った情報だけで作り上げたイメージの中で暮らしているはずなのに、

 そこへテレビや新聞やネットなどの情報が加えられて、また違う別の世界を作り上げて、それに対して怯え慄く。

 自分の目でウイルスを見たわけでもなく、指で感じて、舌で味わって、皮膚で感じ、音を聞き、匂いを感じたわけでもないにも関わらず、ある情報を信じてあるものを作り上げている。

 それは自分が作り上げた虚構ではないのだろうか?

 でも実際にヨーロッパやアメリカでは死者が出ている。どんどん感染者が増えている。

 その情報が「すべて虚構でした」となったら、今自分の頭の中で作り上げた世界というのは一体なんだったのだろう?そんな世界は存在していなかったのか?

 世の中、何が本当で何が嘘なのか。真実は一つなのか?そんな真実なんてものはないのか?

 こう書いていると、いつものところへ収束していく

 そこにはいつも「般若心経」が存在している

 しかし、その般若心経も「空」なのである

 









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執筆者:


  1. Aki より:

    映画『メン・イン・ブラック』を思い出したのは私だけでしょうか…

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