
娘が職場でいただいてきたアケビ。
皮の色合いが鮮やかな明るい紫色でなくなっている。
果肉の部分も、真っ黒いタネばかりしか見えず、
白っぽい果肉があるのかないのか?
とりあえず果肉というか黒いタネの部分を食べてみた。
ずっと以前に食べた時は、確かタネも出すことなく食べた記憶があった。
一口食べてタネの存在感がすごい。
そのタネをバリバリと噛み潰しながら食べていたら、
苦味が口に広がり、その苦味成分が喉の奥の粘膜に張り付き、
むせるような咳が出て、何か喉に引っ掛かった感じになり、
どうにかそれを取り除こうと喉を「んんーん」「ん”〜ん」と鳴らすが、なかなかそれが取れない。
徐々に気分も悪くなってきた。
一緒に食べた妻は、最初に口に入れてタネを一瞬噛んだ時点で吐き出していたのでまだ良かった。
私はほぼ食べ切ってしまっていた。
「あれ?アケビってこの食べ方で良かったよね?」と思うほどだった。
皮の部分を食べるのではないよね?と改めて調べたほどだった。
これはただ食べごろを逃してしまって、
タネが育ちすぎてしまったのだろう。
逆に皮の部分の白いところは少し甘みがあってそちらの方が美味しかったくらいだ。
なんだかアケビ嫌いになりそうなので、
美味しいアケビをどうにか手に入れて食べてみたい。
このままではアケビ嫌いになってしまいそう。