
きんぴらごぼう
ニンジン は良いけど、ゴボウはできる限り細く切るのが良い。
ササガキにするよりも、細かく千切りにしたゴボウの食感が好き。
鷹の爪を入れると、家内と娘が「辛い!」とクレイムが来るので、あまり入れなくなった。

40代くらいまでは、ゴボウの食感を楽しむためにわざと太めに切っていたけど、今はできる範囲で細く切っている。歯が悪いわけじゃなく、噛む力が弱くなったのかな。奥歯で繊維を切るのに疲れちゃう。
水菜もエノキダケも以前より短く切るようになった。
長い距離を歩けなくなったとか、速く走れなくなったと同じで、繊維質のきつい食材をせっせと噛むのが疲れしまう。歯が抜けたわけでも、痛いわけでもないのに。
そういえば、貝を食べる頻度も減ったかな。ステーキを選ばずハンバーグにするのは値段だけの問題じゃないかもなぁ。無意識に避けているのかもなぁ。

自分でも歯がいいのは自慢だったが、それでもこんな感じだ。気がつけば柔らかいものを選んでしまっている。
あえて歯応えのあるものを選ぼうとせず、その時に食べたいもの自然に選んで食べていいのかなって思っている。
家内の方が制約があるから、家内に合わせての調理になる。
少しずつ気がつかないうちにメニューが変わってきているのだろう。
日記やブログを10年20年とやっていて、作った料理を頻繁に撮影していると、その世代その時代でどんな料理を作ってきたかがわかって面白い。
昔のブログの書き込みで「鶏の丸焼き」なんて作っていたが、今では作らないなぁ。作るのはいいが、食べるのが面倒だし。
徐々に和食が多くなるのかな?味も薄くなっていくのかな?揚げ物も少なくなっていくのかな?もうトンカツなんて揚げなくなったなぁと書く時が来るかもしれないな。
続けていくと言うのは面白い。