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「伊勢金比羅参宮日記」を含む歴史関係、日々の料理レシピ、乾癬について、山歩き、生活の知恵、5人の子育てなど、多岐にわたる個人ブログです。

ライフシフト

ビビリの狩猟

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1年半ほど前から株の勉強をはじめつつ、右も左もわからないままに少額の取引に手を出した。案の定というか相場のいいカモになって負け続けた。負け続けたと言っても元々が気が小さいので大きな金額ではやっていないので損をしても数万円まで。それでも精神的なダメージはかなり大きくて眠れないほどに落ち込んだ。明日も朝になったら株価が暴落していて資金が消失しているのではないかという夢にうなされた。自分は何をやっているのだろう?ただでさえ心配性で不安症なのに、それを悪化させるようなことをやっているなんて。そう思った。

1年経ってもまだ損失を取り戻せないでいた。どうして買った途端に株価が下がり、売った途端に株価が上がるのだろう?こちらの心を見透かされているようだった。完全に心を読まれている。人の不安を弄ぶように株価は動く。まるで悪魔のように思えた。

しかし、株価を動かしているのは悪魔でもなんでもなく、人間の心だ。ただただ買いたいと思う人が増えれば株価は上がり、売りたいと思う人が増えれば株価は下がる。ただそれだけのこと。そして、安い時に買って高い時に売れば儲かる。とても単純だ。

経営が順調でも株価は下がるし、ソフトバンクのように社長が「決算は真っ赤っかの大赤字です」って言ってもぐんぐん株価は上がっていく。

株のトレードは心理戦。「今、株を買った人の心理になって考えてみる」。これからすぐに上がると思って買ったが、買った途端に下がった。そんな人の気持ちになると、買った途端にドスンドスンと下がったら3段階に分けて下がったら、このまま奈落の底に落ちてしまうと思ってつい手放してしまう。しかし、そこで売ってしまうとその直後に大きく買われて株価は元の株価まで急上昇していく。そんな初心者の心理を手玉にとって株は売買されている。

それがわかるだけで負ける頻度が減り、負けた時の損失額が少なくなる。絶対勝つ法則なんてものはない。確実に負けない方法もない。だが損失を管理することは可能だ。

自分の予想は外れることが多い。これは大前提。外れたときには、すぐに外れたことを認めて売る。「このパターンは最初に少し下げてから、そこから上昇する」という想定なら、その「少し下げる」が、どこまで下がったら予想外なのかも決めておく。それが外れたら負けを認めてすぐに「撤退」。

そう決めたら、相変わらず負けることも多いが損失は少なくなった。勝つところは欲をかかずに利確して、予想が外れたときには、自分の決めたルールの通りに機械的に撤退する。それだけで格段に資金が減らなくなる。

このあたりは基礎の基礎なのであるが、それがわかるのはそれ相応の負けるパターンすべてを実体験しないと身につかない。頭でわかっているのと、体験してわかったのでは大違い。すべての負けパターンを経験すれば一人前のトレーダーになれるのかもしれないが、なかなかそこまでの道のりは遠い。

株のことが少しわかってきたら、それを自分のバイオリズムに当てはめてみたり、家族の心の動き、我が家の経済的な数値など、ありとあらゆる常に揺れ動いているものの法則というものが、株価と同じように思えてきた。それがあまりにもマッチしていて怖いほどだ。よく株価が月の満ち欠けと連動するとか、惑星の配列にも関係があるとか、言われるのもよくわかる。世の中の揺れ動くものの法則は、すべてこの株価と同じような原理で動いているのではないだろうか?と思うようになってきた。こうなってきたらすでに相場中毒なのだろうか?

日本においては、「株はギャンブルと一緒」と扱われて、株をやっているというだけで胡散臭いと思われてきた。「相場師」という単語も、あまり良い意味で使われない。「株でやられて」「不動産に手を出して」「競馬で身を滅ぼして」とすべて同義語で使われる。しかし本当にそうだろうか?アメリカでは小さい頃から株のことは教えられるらしいし、少なくとも「お金=汚いもの」「金儲け=悪」という概念はない。なぜ日本ではそういうイメージになってしまったのだろうか?「赤ひげ先生」は貧しい人をタダで治療してあげたというのが美談になり、ブラックジャックが高額な治療費を請求したら悪徳医者と言われる。

今でもこの日本ではどんなに良いことをしても、出る杭は打たれるし、目立ったことをやれば潰される。それが結果的に日本のためだろうがそんなことは関係ない。既得権益を脅かすようなことをすればあっさりと社会から抹殺されるシステムになっている。「アイツ生意気だ」と思われたら最後、徹底的に邪魔される。今までにそんなことをたくさん見てきた。

「給付金も入ったし、株でも買ってみようかな?」と言う人が増えているようだ。「訳もわからずちょっと名前の知れた会社の株を、買うタイミングも考えずに適当に買ってみて、買った途端に株価が上昇して1時間ほどで数万円を稼いだ」と言うのはよくある話。それで気を良くして「もう少し買う金額を増やしてやってみたら、今度は急落して5分で10万円減ったので慌てて売ったら、直後から急上昇して、そのまま売らずに持っていたら逆に10万円儲かっていた。」なんてこともよく聞く話。

まずは少ない額でやってみて、たくさんの失敗パターンを体験して、8割以上の勝てるようになったら少しずつ買う金額を増やしていくのがいい。少し勝てるようになると、すぐに大きな額を買いたくなって大抵そこで大損するパターン。最初は忍耐、辛抱の連続。資金を全て失って相場から退場することになったら終了なので、そうならないように常にビビリでいること、自分の予想を過信せず、間違いはすぐに認めて撤退すること。ここぞと言うタイミングでなければ売買はしないこと。それまで最高の条件が揃うまでひたすら待ち続けること。これはライオンがシマウマなどの狩りをする時と同じかも知れない。むやみやたらと襲わない。最高の条件の時までひたすら待つ。ただただ状況を見渡してひたすら待つ。そして、ここぞと言う時に全力で行く。その予想が外れたらすぐに撤退する。

株も一緒だ。私もまだまだ未熟。きっとずっと未熟なままだと思う。それだけに慎重に、常にビビリのトレーダーのつもりでいる。

 

↓ これが株価チャートに見えるようになったら危ない。(^_^)

-ライフシフト,

執筆者:


  1. Aki より:

    先日昼のNHKニュースを見てたら楽天と日本郵便が資本提携とか…午後の取引見てたらいきなり10%アップ、その後数日上がり続けあっという間に40%くらいの値上がりでしたね~。今のところFXとファンドしかやってないけど、株始めよう、んじゃ何買うか?じゃなくとりあえずじーっと状況をしばらく(それこそ数か月でも)観察、それから手を出してもいいのかもね。
    107円で買いもポジションだったドルが10か月振りに戻って今は売り時を模索中、FXも長ーいスタンスで見守らないと損だけです。自分に合わないと思ったらとっとと止めるのが得策ですね^^

    • KURI より:

      Akiさん
       楽天は、900円台になったら買って、1200円台になったら売るって言う感じだったのが、これからどうなるのか。
      銘柄を絞って、数ヶ月観察を続けると言うのはとても賢明な作戦だと思います。FXはやりたいけど、ハマってしまう自分の性格がわかっているので自制しています。

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