子供たちが小さかった頃に、プラ板遊びをよくやった。
プラスティックの透明板に油性マジックで絵を描いて、それをトースターで90秒ほど焼くと、
1/4くらいの大きさまで小さくなって、ペラペラだった0.3mm厚のプラ板が1mmほどのしっかりとしたプラスティックになる。
先日、とある手作りバザーに行ったときに可愛いピンバッヂを見つけた。

「あおぞらいちばん」さんの作品。ひと目で気に入って買わせていただいた。
「プラ板なんですよ。それに色鉛筆で絵を描いて表面にUVレジンを盛っています」とのこと。
なるほど、UVレジンなら百均で売っているし、プラ板も売っていたな。
ということで、早速やってみた。

百均で透明のプラ板を買ってきたが、表面が滑沢すぎて色鉛筆ではまったく描けない!
え?どうやって描いたのだろう?
試行錯誤の結果、プラ板の表面を紙やすりで傷つけてザラザラにしてからやってみた。
適当にイラストを描いて、トースターで焼いてみた。どのくらいの時間焼くのかも既に忘れていたが、これもいくつか焼いてみた結果90秒前後。
大きすぎたり、小さすぎたり、油性マジック、水性マジック、鉛筆、アクリル絵の具やらやってみたが、今のところは色鉛筆が一番お手軽で色数も多くいい感じ。

焼き上がったばかりのプラ板。トランペットのイラストで。
これにUVレジンを盛って、強い日差しの下で5分ほど置いておいたら固まった。

失敗作を重ねるごとに、次の課題が出てきて、仮説を立て試作してまた失敗しての繰り返し。
そんな試行錯誤していくのが楽しい。

自分で作ってみると、いかに手作りバザーで売っている作品がよくできているのかがわかる。まずは少しでも買ってきた商品のレベルまで近づけるかということだなぁ。
あおぞらいちばんさんのを真似してみたけど、やっぱりまだまだ。

↓先日のブログにアップした写真だが、

これも同じ手作りバザーで購入したもの。モアイ像のお香立て。
モルタル(コンクリートセメント)で出来ている。これの他にもテトラポットの形のものもあった。面白い! これも再現してみたいと目論んでいる。
商売にするにはそれ相応の努力か才能が必要なのですねぇ
Akiさん
ホントそう思います。さらさらっと上手に絵やきれいな文字を描く人は、そこに至るまでかなりの時間気合入れて描いてきた人ですからねぇ。長女を見ているそう思います。時間があれば何か描いてるって感じでしたもん。
どれもいいねぇ~~!
KURI様の〝好奇心〟、すばらしいと思います。
しんちゃんママさん
雑貨も料理も気に入ると同じものを作りたくなってしまう性質なようです。大抵は実際に作ってみると思ったよりも難しくてやっぱりプロはすごいなって思ってばかりです。
あおぞらいちばんさんのピンバッチ、可愛いですね。
それを即行動にうつして作成にとりかかるKURIさんもすごいです。
すぐに絵を描く人を羨ましいと思ってましたが、そこに至るまでの道のりがあってのことなんですね。
モアイ像、モルタルで、そういう素材で作ろうとする発想がふつうはわかないと思います。
手作りのバザーとか、マルシェとか、見るのは楽しいですね。同じものをたくさん作って同じ質でってたいへんだと思います。
アプリさん
手作りバザーやマルシェは、娘たちが好きでたまに付いていくのですが、結局私も夢中になってしまっています。
おっしゃるように、同じものを同じ品質で作ることって難しいと実感してばかりです。