長年使っている仏具は、最初にこの家に来た時から黒い色だったので、それに対して何も違和感もなかった。
でも、元々これってどんなだったのだろう?って調べたら、金色だったらしいということがわかって、ちょっと磨いてみることにした。
有名な金属磨きの液体研磨剤の「ピカール」で始めてみたが、すぐに金色になりそうもなかったので、耐水ペーパーの400番からスタートした。

はじめる前の香炉の写真を撮影するのを忘れてしまったが、写真右下の「おりん」と同様の黒っぽさだった。
↑上の写真は、香炉を耐水紙やすりの1200番まで終わったところ。「おりん」はまだ手付かず。
紙やすりと水垢取りのスポンジとピカール、順番にやっておよそ1時間半。

思ったよりも綺麗になって気分爽快。
せっかくだから香炉灰も入れ替えて、お盆の前にスッキリした。
おりんの音も、以前よりもよく響くようになった気がする。
KURI様さすがさすがです。我が家もおりん、きれいにしたいなぁ。
「コロナ禍、今年も施餓鬼法要は僧侶のみ。」とのはがきが届きました。お施餓鬼、大好きなのですが、仕方ないですね。お墓参りの時に卒塔婆料と灯明料を納めてきます。
しんちゃんママさん
義母が亡くなるまでは、施餓鬼法要や卒塔婆、灯明料、妙見さんやら、お盆やお彼岸の法要やらわからないことだらけでしたが、やっとここ数年でなんとなく概要が掴めてきた感じです。
おりんって名前しりませんでした、ググってみたらおりん『お鈴』は日蓮宗の呼び名、天台宗・浄土真宗が鏧(きん)、それ以外が鐘(かね)だそうな。
隣の家はあまり空気の入れ替えもしていないし暑そう、お盆に備えて窓くらい開けとこうかなww
Akiさん
「おりん」は日蓮宗でしたか。ずっと「りん」だと思っていたのですが、このブログを書くときに調べたのがどこかの通販の仏具のサイト。宗派別にはなっていなくて鐘の写真の下に「おりん」と書いてありました。
「鏧(きん)」なんて初めて聞きました。おもしろいです。
子供のころ、させられていた。それがいつしか盆暮れのルーティンとなり、気が付けば時期になると当然のようにしてたね。あまりご先祖受けの良い子孫とは思わないが、この作業が多少なりともご先祖あっての自分という刷り込みを作ってきたのかなと思う。昔の人に比べたら極めて「薄い」けどね・・(笑)。そういえば息子にはさせてないな・・少なくともこのプロセスにより醸成された一族意識はアイツにはないはず、と思う。
あかいみさん
>子供のころ、させられていた。それがいつしか盆暮れのルーティンとなり・・
やっぱりそうなんだねぇ。うちは核家族で仏壇が身近じゃなかったから、妻の家に来て戸惑いばかり。頂き物はまず仏さん、朝からお茶と炊き立てご飯、毎月住職に来てもらっての法事など、そこまでしないといけないの?と思うばかりでした。
>ご先祖あっての自分
うんうん、その概念も義父母からよく聞いた言葉です。
私自身がそんなだから、うちの子供たちはそういう「一族意識」よりも「7人の家族愛」の方が強い気がします。
両親の元で育った18年、その影響力は良くも悪くもかなり大きいなと実感します。
今回購入した「ピカール」という金属磨き材は、仏具コーナーに置かれていました。お盆前のこの時期だけなのだろうけど。(^_^)