子供たちもみんな成人して、それぞれが自分の仕事に悩みながらもどうにかこうにかやっている。
卒業してすぐに働き出しそのまま働き続けている子もいれば、すでに何度か転職している子もいる。色々だ。
それぞれがそれぞれの環境でそれぞれの考え方で頑張っている。
「どうだ?仕事の方は?」と言う問いに、すぐさま「うん、順調だよ。大変だけどムチャ楽しい!」と返す子が5人中2人。
他は、「まぁどうにかね」「こんなもんかなぁって感じかなぁ」。
私が自分の親に聞かれた時、どう答えていただろう?って思い返してみた。
少なくとも「うん、順調だよ。大変だけどムチャ楽しい!」と答えたことは一度もないと思う。
そう思うと「うん、順調だよ。大変だけどムチャ楽しい!」と答える子のことを我が子ながら「すごいな」って尊敬さえしちゃうほどだ。その子の話をよくよく聞いてみると、仕事の上で理不尽なことを言われたり、不当な扱いをされたりしているのは他の子と変わらないのだが、その受け止め方が違うと気がついた。

意地悪なことをされたり、皮肉なことを言われても「あぁこの人はこう言う人なんだな」って思うだけなんだそうな。
「あんなヤツがいる職場じゃこの先働けないわ!アイツなんなん!?」ってならないのかな? 人間が出来ているのか、感情が冷めているのか、最初から期待していないのか、そのあたりはよくわからないが、私には真似できないこと。
その嫌なことをする相手も、こちらがさほど嫌うこともないから、それ以上の嫌味なことはしてこないのだそうだ。
妻は、そう言う相手には激情して燃え上がる闘魂みたいになっちゃうタイプだし、私は自分を責めてしまうタイプだし、一体誰に似たのだろう?って思うばかり。
「こう育てればこう育つ」なんてことは机上の空論であることはもうわかっている。同じように育てたつもりでも、みんな違う考え方を持って、違う人間になっていく。善悪の判断だって親とは似ているようで似ていないのだ。
まぁ大体自分の似て欲しくないところばかりが似てしまって、似て欲しいところは似ないことになっている。それはそこばかりがクローズアップして見えてしまうだけかと思うが、いつまでもコンプレックスというのは続くもんだなと実感する。
所属会に行かなくなったのは、見たくない顔が居たせいかもしれないな、
まあ行けば余計な仕事が回ってくるので、近寄らなくなったのが一番の理由ですが・・・
Akiさん
私も徐々に苦手な人とは距離を置くようになるし、仕事のために仕方ないっていうのもここまで来ると「まぁいいや」ってことになることが多くなりました。(^_^)
私は、嫌な奴の方が先に定期異動だな、と思ってました。
一般人さん
ほお、なるほどそういうものでしょうかね。
>大変だけど楽しい!
⇒我が家のS君が20代の頃、真夜中に何回も半べそで「会社やめたい。」と電話してきました。母は冷静をよそおい、「独身だから、自分の好きなようにすれば!次の仕事が決まるまで、家にいてもいいよ!」と返答。
BUT、違う工場に転勤(左遷?)したら、とてもいい上司にめぐりあい、とんとん拍子で昇格。父親に「仕事大変だけど、楽しい。部下の〇〇君が都市対抗(野球)に出るから、応援に行くんだ!」と報告していました。部下さんが数人いるらしい(笑)。
しんちゃんママさん
やっぱりなんだかんだで悩みはいつも人間関係でしょうかねぇ。お電話でのママさんの対応、勉強になります。(^_^)
やなこと、ってのは結局自分が作っているわけで、要は、作んなければず~~っとハッピーなわけよ・・てなことは理屈ではわかってるけど、俺にはできないね。でもできる人も確実にいるんよ。5人中2人か・・すごいんじゃない、栗原兄弟、ていうか比率的には姉妹か。
あかいみさん
>やなこと、ってのは結局自分が作っているわけで
>てなことは理屈ではわかってるけど、俺にはできないね。
「色即是空」生きているうちに解脱などできそうにないです。前向きに捉えていた娘も、この先その考えを打ち砕くような出来事が起こるのだと思うけど、何度転んでも立ち上がって歩き続けてほしいものです。