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なんだかんだで人生飽きないように好奇心だけで生きてきたけど、こんなんでよかったのかなぁ?と言うブログ。

ひとりごと 出来事

匂いの記憶

投稿日:

 すれ違い様にスッと鼻腔を横切った香りは、

 瞬時に頭の中のデータベースをパラパラパラと検索し始めた。

 どこに仕舞い込んだろう?

 確かに以前にも触れたことのあるこの香り。

 振り向くとそこにはすらっとした長い黒髪の女性。

 その残り香が気になって仕方ない。

 いつどこで感じた香りだったろう?

 おそらく数十年前、いやもっと前かもしれない。

 香りというのはこれほど記憶に刻まれるものかと自分で自分の記憶に感心した。

 香水じゃないその香りは、その女性のカラダのモノなのか、洋服からのものか、石鹸や柔軟仕上げ剤、またはシャンプーや整髪料なのかもよくわからない。ほんの微量の香り。

 え?なんだっけ?いつどんなシチュエーションで嗅いだものだろう?

 思い出せない。以前に記憶した香りなのは間違いないのだけど。

 「どんな香りなの?」と言われても、言葉にするのは難しいもので、「そのきれいな音はどんな音だったの?」というのと同様、香りや音や味や手触りを上手に表現することができないもどかしさよ。

 犬のように「クンクン」と当たり前に出会った犬同士で匂いを確認出来たら、もう少し人間関係はうまくいくだろうか?

 その人と合う合わないって、性格とか見た目とか「育ち」とか金銭感覚とかあるけど、匂いの相性も絶対あるよ。匂いでのマッチングアプリとかあったら面白いのにって思う。

-ひとりごと, 出来事

執筆者:


  1. Aki より:

    慢性鼻炎なのでずっと匂いに鈍感です、
    でもまあバイクに乗っていると、田舎のたい肥と、街中の焼き肉の匂いはすごく感じます、花の香りも感じてみたいものです・・・

    • KURI より:

      Akiさん
       近頃、視力や聴覚が衰えてきて、皮膚も乾癬で鈍くなっているのものあってか、嗅覚を頼ることが多くなった気がします。先日も料理していて娘に言われたのが「塩加減って匂いでわかるの?」。鍋に顔を突っ込んで嗅覚で塩加減を探っていました。小皿でやるのが面倒っていうのもありますけど。堆肥の匂いはこちらではあまりしませんが、焼肉の匂いは確かに強烈。それと香水や柔軟剤もなかなか強烈です。

  2. しんちゃんママ より:

    香水や柔軟剤は✖、シャンプーもリンスも手洗いソープも無香料。

    以前、バスの席の後方から、強烈なにおい。振り返ったら、若い女性が平然とメイクをしていました。心の中で「自宅でしろよ!!!!!」と叫びました。

    • KURI より:

      しんちゃんママさん
       電車やバスの車内でメイクを始められると、目のやりどころに困ってしまいます。学校の教室で女子がスカートを捲り上げて下敷きで扇いでいるのを見てしまったような気分。それでいてチラッと見たら「なに見てんのよ!」っと言われる理不尽さというか。
      >「自宅でしろよ!!!!!」
       ホントそれです!

  3. カラス より:

    空間の匂いは、風景と繋がりますね。
    田植えが済んだばかりの田んぼの匂い
    稲刈り時の藁の匂い。
    海辺の潮の匂い。
    寺院の苔むす匂いと香のゆらぎ。
    若い頃、好きだった人の。。。。。。( *´艸`)ククク

    • KURI より:

      カラスさん
      >空間の匂いは、風景と繋がりますね。
      うんうん、確かに香りと映像がセットで記憶されていること多いですね。
      美しい映像と心地良い香り。醜い映像とクサイ臭い。クサイと映像までフィルターかけてしまいそうです。
      >若い頃、好きだった人の。。。。。。( *´艸`)ククク
       恋は盲目と言いますが、嗅覚まで狂わせますか? 好きな人の1日履いた靴下も香水の香りに感じてしまったり。
       私の好きだった麻丘めぐみは、「オナラはしない」と言うのが常識でした。

  4. あかいみ より:

    哺乳類は「におい」の生き物、らしいですよ。あの生ごみ漁るカラスたちは、鼻はほとんど利かないで、もっぱら「目」らしい。子供のころから台風が接近してるのと、光化学スモッグが発生してるのは「におい」で100%わかったけど、そういうとみんなに驚かれたけどみんなはにおいは感じてたけどそういう解釈をしていなかったんだろうな・・って大人になってから思った。。無眼耳鼻舌心意 無色声香味触法・・ですかね。

    • KURI より:

      あかいみさん
      やっぱり「無眼耳鼻舌心意 無色声香味触法」ですかねー。味も香りもその実体はない。
      キリスト教やイスラム教でも、そう言う五感に関する解説というのはあるのだろうか?
      動物が身の危険を察知するのに、聴覚と嗅覚はどちらが速いのだろう?
      「虫の知らせ」と言うのはなんなのだろう?
      歳と共に視覚があてにならなくなったので、嗅覚と聴覚(気配)を頼ることが多くなったのと、「見なかったことにしよう」とか、「あえて認知しない」と言う方法も取り入れるようになってきました。
      これはみんなそれぞれ感覚の優先順位が違うのかもしれないね。脳がどのセンサーを優先するべきかケースバイケースで瞬時に判断するのかもしれない。
      「目が見えない人の不自由さは、目を閉じただけではわからない。心も一緒だ。」この台詞、どこが出典だったろう?なるほどって思ったけど。

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