正午のことを「午前12時」と書くのか、「午後0時」と書くのか迷う時がある。
日常会話で使うのは、わざわざ午前や午後をつけずに「お昼の12時で」とか、ただの「12時に改札で」とか言うだろうけど、いざ文章で書こうとした時に「あれ? どっちが本当だっけ?」と考えてしまった。
日常の会話の中では、「ふーん、そんなのどっちでもいいわ」ってことだけど、正式な文章の場合に、「集合時間 午前12時」と書くのか、「集合時間 午後0時」と書くのが正しいのか迷う。

法律的にはどうなのか言うと、これがまた古くて、明治5年11月9日の太政官達「改暦ノ布告」まで遡る。24時間制で正午は「午前12時」で、正子は「午前0時」と決められており、「午後0時」と言うものは存在しないのだ。
上に書いた「正子」に「?」と思った方もおられると思うが、正午の「午(ご)」は、干支の「午(うま)」のこと。正子は午前0時で「正子(しょうし)」の「子」は干支の「子(ね)」のこと。
子午線(しごせん)は、”地球の赤道に直角に交差するように両極を結ぶ大円である。”
今でも当たり前に「午の刻」の前か後ろかって言葉を使っていることに驚く。
午後も「午后」と書かれていたのもよく見たが、近頃はあまり見かけなくなった。どうして「后」と言う漢字を使ったのだろう? 中国では「午後」を「午后」と書く、と言う情報があったので「午後の紅茶 中国」で画像検索したら、「午后の紅茶」と書かれたKIRINの商品の写真が出てきた。
どうでもいいことを気になって検索の旅に出かけると、いろいろな発見があって面白い。
子午線って漠然と見てたけど、子が『ね』だとは知らなんだ、勉強になります♪
Akiさん
子午線の漢字なんて調べるまで考えても見なかったです。(^_^;)
>正午のことを「午前12時」と書くのか、「午後0時」と書くのか
⇒同感です。
日常会話では12時といったら、95%はお昼の12時でしょうが、
若い人が「12時に○○集合!」と言ったら、
真夜中の12時と言う可能性もあるし。
午後1時を、最近は13時と使うことも多いので・・・。
しんちゃんママさん
>午後1時を、最近は13時と
私も同じです。 子供と待ち合わせするときは「14:30に京都駅中央改札で」って書きます。昼の12時は「お昼ちょうどに改札で」かなぁ?
「お昼頃」と書くと絶対に遅れてくる性格なので、「12:05」って微妙な時間にすると結構ピッタリきてくれます。(^_^)
AM、PMを入れるとややこしいかも。
時計にゼロがないので、12時から時間が進むので、面白いですね。
私の会社では24時間表記が標準で、午前は午前中、位のざっくりとした使い方です。
一般人さん
「AM.PM」もややこしいですよね。そもそもAM、PMって何の略かも知りません。
調べてみたら、「ante meridiem 」「post meridiem」というラテン語。
ということは、「ポスト安倍」「ポスト菅」は、「安倍以後」とか「アフター菅」という意味。
ということは「首相のポストを狙う」の「ポスト(地位、役職)」とは違う意味なのですね。
おかげさまで、またちょっと勉強になりました。(^_^)