
山科駅から北上して琵琶湖疏水沿いは、コスモスが花盛り。
安祥寺川沿いに登って毘沙門堂へ。

ここもあと1ヶ月もすると真っ赤に染まる。
毘沙門堂の裏手の墓地脇を抜けてから右折して登山道に入る。

薄暗いところもあるが、とても歩きやすく好きな道。
当初初心者コースであった毘沙門堂からのAコースが度重なる大雨で倒木だらけになってからは、毘沙門堂から登るのはこちらのコースがメインになってきた。

こんな藪の中も歩くことになるが、それもそれほど長く続かず、比較的ずっと歩きやすい道。

しばらくして分岐のところまで来たら、なぜか侵入禁止の柵が出来ていた。こちらから入れないのか?向こう側からこちらへ入れないのか? 少なくともここまでは崩落しているところもなかったし、いつも通り問題なく歩けた。もしかすると時期が時期だけに「マ◯タケ」かな?。

その分岐からも問題なくいつも通り歩くことが出来て、三井寺から来る如意古道と合流。

1時間40分掛かって大文字山山頂に到着。
お天気は晴れ。気温はそれほど上がらず気持ちがいい。ここまで水分補給なしで汗もかかずに登れた。
山頂は午前11時半過ぎだが、ベンチは6割埋まっていた。

京都市街は良く見える。

その手前の低い山は、石清水八幡宮の男山。

今日の昼ごはんは、おにぎり3つと、だし巻き卵とウインナー。
20分ほど休憩してから出発。久しぶりに送り火の火床へ下る。するとこんな看板が。

夜間の傷害事故ってなんだろう? 大文字山の火床から夜景をみるために夕方から登って来られる人がいらっしゃるが、その人たちのことだろうがなかなか物騒なことだ。

火床の「大」の字の一番頂点の部分。このあたりからの眺めが一番圧巻。山頂よりもこの場所の方が京都市街がくっきり見えて「おぉ〜!」となる。
そこからの眺望の動画。

そこからまっすぐ下れば「銀閣寺」に下りられて、それが一番最短コース。
でも、今日は大文字の右払いへと下っていく。上の写真がその右払い。

火床にはまだ送り火の炭が残っていて、これを持ち帰ってお守りにする人もいらっしゃる。

右払いに下る人はあまりいないので、誰ともすれ違うことがなかったが、下山場所は鹿ヶ谷コースト同じ「霊鑑寺」で、そのまま哲学の道を歩いて南禅寺方面に歩いていく。

↑ここで鹿ケ谷コースに合流。

霊鑑寺の入り口。背後が東山連峰。


南禅寺の紅葉は、先端の部分が少し色づき始めていたが「紅葉狩り」にはまだまだ。

南禅寺の観光客もそこそこ増えていて、シニアの団体も多く見られた。保育園の遠足もこられていてとても賑やかだった。

あと1ヶ月弱で京都の紅葉もピークを迎え、それに合わせて観光客も押し寄せて、今年は賑やかになりそうな予感。
山での傷害事件とか物騒ですねぇ、梓林太郎の世界みたい…w
Akiさん
「梓林太郎」って初めて知りました。いろいろ書いてらっしゃるのですね。
大学時代の友人に会った時に、山登ってるならこんな小説があるよって「安曇順平」って作家を教えてもらいましたが、完全にホラー系だったので「こんなん読んだら山に登れなくなっちゃうじゃん」ってことであっさり却下でした。
展望最高!
⇒つくばエクスプレスが開通した時、
突然、筑波山に登りたくなり、頂上で見た東京方面の景色を思い出しました。
>火床にはまだ送り火の炭が残っていて
⇒テレビで、生放送をみているので、何だかありがたいです。
しんちゃんママさん
>テレビで、生放送をみているので、何だかありがたいです。
実は私、五山送り火を見たことないです。(^_^;)
あれだけ何度も登っているのに。
山歩きが、お好きなんですね。
私は小学生の頃に、週1以上で山遊びをしてたので、山に興味がなくなってしまいました。
一般人さん
もう小学生の頃に極めちゃったのでしょうかねぇ?(^_^)
私は50歳前にして山歩きを始めたので、まだまだこれからです。(^_^)
梓林太郎
道原伝吉シリーズ(テレビでは松平健)、ほとんどの山での殺人事件を書き尽くしちゃて、もう新たな山が無いので茶屋次郎(橋爪功)シリーズ(現場が観光地)を放送中かな、ほか紫門一鬼(高嶋政宏)シリーズとかきっとテレビで見たことあると思います。下調べをしっかりやっているので、登ったことがある山だとすごくリアルに感じられます、新作は読んでないけど古いのは読みつくしました、さすがに京都界隈は低山なので作品はないかな^^;
Akiさん
ドラマも全く知りませんでした。アマプラとかで見られないかなぁ?
また本の方も調べてみます。
『京都・近江路殺人事件 道原伝吉シリーズ』がありました、さすがにそつがない、久々に呼んでみたくなりました。
Akiさん
面白そうなタイトルですね。比叡山で毒殺ってやたらリアルです。(^_^)