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大文字山(蹴上・南禅寺・哲学の道・霊鑑寺・鹿ヶ谷・山頂・京都一周トレイル・七福思案処・御陵)

投稿日:

 寒い日だった。午前10時前にいつものマルさんと蹴上駅をスタート。

 ねじりマンポをくぐって

左手にあるのが、この前宇宙に行かれた前澤さん所有の「智水庵」

 そのお向かいには「オラクル」元CEOであり世界的大富豪ラリー・エリソン所有の「何有荘」。

 その時代時代ごとに所有者が変わっていく大きな別荘。

 そこを抜けていつもの南禅寺。

 一時はちょっと観光客も戻ってきたが、今日は誰もいない。

 南禅寺の境内を抜けて永観堂方面へ歩き、東山中学校高等学校の隣にあるのは、野村美術館と

 その隣にあるこんもりとしたところは、野村ホールディング(野村證券)所有のこれまた広大は別荘「碧雲荘」。

 Googleマップでこの南禅寺界隈を見ていただければお分かりいただけると思うが、この他にも、

 細川家や松下幸之助氏やらNHKやら所有の立派な庭園付きの別荘が立ち並んでいる。

 ただ道路を歩いているだけでは、

「木が茂っているなぁ」って思うくらいで、そんな立派な別荘があるとは気がつかない。

哲学の道も、ほぼ誰も歩いていない。

あと1ヶ月ほど経って桜も咲き始めれば、ここも人であふれるだろう。

哲学の道から右手に入って霊鑑寺門跡へ。

この右側の道を登っていく。

かなり急な真っ直ぐな舗装された道を登る。

ここが本日の一番息の切れる難所かもしれない。

登り切ると、不動様があり、空海さんの銅像が立つ。

その脇から大文字山への登山道が始まる。

 いつぞやの大雨や台風でズタズタになったが、

 今ではちゃんと歩けるようになっている。

 数十分登ると、そこは以前にも書いたが、

「鹿ヶ谷の陰謀」の舞台。

 今でも石垣が残っている。

  そして、在りし日の姿をそこに思い浮かべることも出来る。

そこを抜けたところに、楼門の滝があり、

その脇に鹿ヶ谷の陰謀により流罪になった俊寛僧都の碑が建っている。

俊寛は平清盛により鬼界ヶ島へ流罪となり、二度と戻って来られなかった。

この辺りから、少し残雪があった。

蹴上駅から1時間30分ほどで大文字山山頂に到着。

 山頂には10人ほど。

  気温は氷点下かな?と思うほどで、風は皮膚を切り裂く冷たさだった。

  眺望はよく、大阪のビル群までくっきり見えた。

↑ビル群の左端が「あべのハルカス」になる。

その手前の小さな山は「石清水八幡宮」の男山。

凍える手で、今日もインスタントラーメンを作る。

トップバリュの味噌ラーメン。キャベツ、長ネギ、ウインナー入り。

 熱々のラーメンで、やっと体が温まる。

 じっとしていると寒いので、片付けが終わったらすぐに下山。 御陵に下ることにした。

 御陵(みささぎ)は、天智天皇陵のことで地名になっている。

 京都一周トレイルの道を歩く。東山の尾根を南下する感じで、七福思案処まで。

 途中で雪が激しくなってきた。どうりで気温がさらに下がってきたはずだ。

 1時間ほど下って、南禅寺の上にあたる七福思案処へ到着。

左へ折れて御陵方面へ。

歩きやすい道。

20分ほどで下って琵琶湖疏水まで出た。

ここからは住宅地を抜けて御陵駅へ。スタートの蹴上駅の隣の駅だ。

↑緑がスタートの蹴上駅、赤がゴールの御陵駅。

歩いた時間:3時間

歩いた歩数:16,000歩

歩いた距離:11.56km

この冬一番寒かった山歩きだったなぁ。

-山歩き, 散歩, 歴史, 麺類

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