今年1月7日に続いて2回目の山歩き。今回もマルさんと一緒。

市営地下鉄東西線「蹴上駅」に午前9時50分。
ゆっくりのスタート。
蹴上駅から「ねじりまんぽ」をくぐって、南禅寺へ。
観光客はほぼ誰もいない。

水路閣にも、掃除の女性だけ。

水路閣の脇を上って、奥宮へ。
奥宮にも当然誰もいない。
その上、滝行のための水さえ落ちてきていない。

しめ縄のところに落下してくる滝があるのだが、今日は水が流れていない。
今日はその水源のところから登っていくので、行ってみよう。

↑手前の木の橋の下を水が流れているはずなのに。
細く流れているが、滝で落ちるほどは無いみたい。

この道をもう少し進むと、同志社の墓地があり、
新島襄さんやその奥さんの八重さんの墓所がある。
その墓所からも大文字山山頂へと登れるが、
今日はその手前から北東へ折れて京都一周トレイルに合流する。
↓小川を渡り、倒木の下をくぐって行く。

そこからは歩きやすい緩やかな上り坂。

30分ほどで京都一周トレイルと合流。
ここからは一本道で山頂へ。
時折、霰が降りつつも、

日陰には雪が少し残りつつ

午前11時20分には、大文字山山頂に到着。
人が少ない。

そして、前回にはなかった、この素敵な手作りの「大文字山」の看板。
表面はタイルだろうか?いい感じ。
眺望は少し霞んでいて、大阪ビル群までは見えない。

今回もガスコンロを持ってきたので、インスタントラーメン作り。
キャベツ、ネギ、ウインナーと500mlの水を入れて、火をつける。

寒い日に山頂で熱々のラーメンが冷えた体に染み込むぅ〜。

食べ終わって、デザートのチョコを1個食べると、
スーッと寒くなってくる。片付けを終えてすぐに出発。時間はまだ正午。
下りは如意越えを東へ進む。
如意越えといえば、
前回の大河ドラマで後白河法皇が幽閉されちゃったのは、
この如意越えのスタートの「鹿ヶ谷」での「鹿ヶ谷の陰謀」が原因。
そして、 この如意越えの道を越えた先が、以仁王が平家打倒の令旨を出してから籠った「三井寺」になる。
元々、源氏推しの三井寺ではあったが、
三井寺内でも以仁王&頼政に味方していいのか結論が出ず、
「それなら奈良の興福寺を頼るわ!」ってそちらに向かったが、
その途中で平家に討たれてしまった。

途中で、道迷いの人に話しかけられ、
その方も一緒に毘沙門堂まで下ることになった。
「どちらから来られたのですか?」
「いつもはどちらを登られているのですか?」
という話していると、およその人となりが見えてくるのが面白い。
そこには生臭い話は出てこないのでとてもお気楽だ。
無事に下山して、
山科駅で3人は、3方向へと電車で帰路についた。

本日、17,000歩。 転ぶこともなく、無事下山で何よりだった。

