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宇佐山城趾

投稿日:2022年12月24日 更新日:

 山仲間のマルさんとプチ山歩きとランチ。1時間ちょっとで登って降りてこられるお散歩コース。

 上の写真が、三の丸跡からの眺望。

 右側が琵琶湖で、上が北。左手が比叡山で、左上は延暦寺付近。

 山の麓から琵琶湖までが1kmほどしかなく、この場所からだと琵琶湖の北部からこの下を通り、京都に行こうと思うと丸見え状態。

 すぐにここから出陣することが出来る。

 この城を守っていたのが、信長の家臣で桶狭間の戦い以前から忠臣である名将「森可成」。森蘭丸のお父さん。

 浅井朝倉の軍勢が北部から1万の大軍で攻め込んできた時に、たった1000の兵でここから出撃し、坂本の街で待ち構え戦った。その頃信長の本軍は摂津(大阪北部から兵庫県境)の方で敵と対峙中。浅井朝倉勢はその背後をつく予定だったが、森可成によって足止めされた。

 しかし、その後浅井朝倉勢には顕如の命で延暦寺の僧兵なども加勢し、森可成は惜しくも討ち死にしてしまいます。しかし、残った兵たちは城を守り、最後まで落城することはなかったと言う。落城出来なかった腹いせに、浅井朝倉勢は大津の馬場、松本集落や山科の街を焼き払ったと言う。

 森可成討ち死の知らせを聞いた信長は、摂津から戻り宇佐山城に入ったとも言う。長年一緒に戦ってきた忠臣が討たれたことで、延暦寺焼き討ちを決意したとも言われている。

 この日は気温が高く、宇佐山は霧の中だった。

 登ってみるとその霧は晴れて、琵琶湖が見渡すことができて、比叡山山麓にはキレイな虹が架かっていた。

 マルさんと一緒にこの宇佐山に登った後は、必ず立ち寄る隠れ家的レストラン。

この日も、おっさん二人でおしゃれなランチ。

 前菜だけでいつも感動させられます。

メインは、「カキフライと帆立貝柱ときのこのジュレの包み揚げ」。

 1,370円(税込)。

今回も動画を撮りましたので、よろしかったらご覧になってください。ほぼ4K映像です。

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執筆者:


  1. Aki より:

    手頃な標高で楽しそうな山ですね、レストランもおいしそう動物園ですかね。
    この手のレストラン近頃増えている気もするけど、馴染みになれそうな近いお店が無いのがサビシイ、というかそもそも山に行ってないかw

    • KURI より:

      Akiさん
       ご近所だったら毎朝お散歩がてら往復したいくらいの山です。
      レストランはこの城址に登った時のお楽しみ。こういう「いつものお店」って理想的です。(^_^)

  2. 本読みと山歩き2 より:

    宇佐山ですか~未踏峰です(笑)
    物語がある 山歩きは良いですね。
    森蘭丸と信長と比叡山の関係は知りませんでした。興味深いです。
    琵琶湖と虹も良いです。
    年越しは家族で京都で過ごします~山歩きは出来ませんが(笑)

    • KURI より:

      本読みと山歩き2さん
       お散歩コースの城址史跡ですが、歴史があると頭の中で妄想を働かせられるので楽しいです。
      年末年始は京都ですか。よき時間をお過ごしできますように。(^_^)

  3. アプリ より:

    動画の編集ありがとうございます。歩かれたところがよくわかります。山道はすべりやすかったりと危険も多いでしょうが、自然の空気は美味しいでしょう。虹が見えてよかったですね。こういう山の上だからこそ見晴らしがよくて本丸などがあったのでしょうが、昔はすべて人の力で運んだのでしょうから、想像を絶するでしょうね。今はなるほど下から運べるようなケーブル?が備えてあるのね。

    降りていつものおしゃれなお店でお昼、包み揚げ、カリッとして美味しそう、中はどうなってるのかしら?

    • KURI より:

      アプリさん
       動画編集も最初は1日〜半日がかりでしたが、少し操作も慣れてきましたがそれでも2時間ちょいくらい。目が疲れます。

       包み揚げの中身は、ホタテ貝柱とキノコとお餅とチーズ入りでした。ここのメニューはいつもワクワクします。

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