
即席ラーメンという言い方はもう古いのだろうか?
インスタントラーメン、袋麺。
5袋入って198円ほど買うことができる、安いラーメン。
この1袋40円程度の即席ラーメンには、学生の頃からお世話になってきた。
高校時代、深夜の台所に立って、キャベツを刻んで片手鍋で作っていた。
大学時代は、男子寮の共同炊事場で5円玉を投入して使えるガスの量が、即席ラーメンを作ることができる量だった。
具のない素ラーメンは作りたくなかった。最低でもキャベツ入り。
学生時代の1番のお気に入りは、「サッポロ一番の塩ラーメン」だった。
そこにキャベツと溶き卵。そして、バターをひとかけら。
あれから即席ラーメンも進化して、ノンフライ麺などいろいろと発売されたが、
私としては昔ながらの麺が好きだった。
いかに生麺に近づけるかというよりも、昔ながらのあの麺が食べたい。
生麺が食べたければ、生麺のラーメンを買えばいいのだから。
もうひとつお好みの作り方は、
野菜や肉をごま油で炒めたところに、500mlの水を入れて、
そこの即席麺を入れて、スープを入れて仕上げる。
そこにオイスターソースなど入れるともっと風味が増す。
オリジナルのチャーシューをのせたり、温玉をのせたり、
キムチ、大根おろし、シナチク、高菜漬け、
トッピングする材料は星の数ほどある。
一時、「正麺」にも凝ったが、結局安い昔ながらの袋麺に戻った。
今でも定期的に食べたくなるので、いつでもストックしている。
安い5袋198円の醤油ラーメン。
次はどんなアレンジで食べてみようかといつも考えている。