
全身花粉まみれになって蜜を吸っている。
こう言う姿をみると、虫もいいなぁって思ったりするが、
虫の世界もなかなかワイルドライフなので、「それならいつでも代わってやるよ」って言われそうだ。
鳥にはいつ狙われるか分からないし、人間には害虫扱いで毒ガスを噴霧されるし。
何を楽しみに生きているのかもよく分からない。
虫は虫なりに仲間と共に連絡を取り合って情報交換して、
お互いに励まし合っているのかもしれない。
それは虫になってみないと分からないが、
昔見たアニメ「昆虫物語 みなしごハッチ」みたいな世界とはきっと違うのだろう。

「お前はいいよな」って、
ネコや犬を見て思ったりする。近頃では飼っている「タニシ」を見てそう思ったりした。
この花粉まみれのクマバチを見てもふとそう思ってしまったが、
「いや、なかなかしんどいモンだぜ」って返事が返ってきそうだ。
どんな生き物も大変で過酷な環境で暮らしているのだなと思うばかりだ。