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日本語 歴史

微妙

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 近江国の園城寺(三井寺)境内にあるこの小さなお堂だが、元々は長等公園あたりに創建された本堂・薬師堂・三重塔を構えた立派な寺院であった。

 それが今は、園城寺を順路の沿って歩いていく中にポツンと佇む一つのお堂に見える。

 前を通る観光客には「微妙寺(びみょうじ)だって」って、クスッと笑われる。

現代、「ビミョー」と言うと、

「なんかぁ・・・」の後に「イマイチかな?」って意味合いで使う。

 でも仏教での「微妙(みみょう)」は、「言葉では言い尽くせないほどの深い味わい」である。

 「”生きる”とは、深遠微妙にして意味深長である」と言うような使い方だろうか?

 少なくとも、

 「ねえねえ、この帽子お父さんに似合うと思う?」

 「う〜ん、なんかビミョー」って意味ではなさそうだ。

-日本語, 歴史

執筆者:


  1. Aki より:

    微妙でググると『少々』とかの意味も含めすべて肯定的な意味ですねぇ、
    たいていは否定的にしか使ってないので、広辞苑も今後変わるのかな?

  2. しんちゃんママ より:

    >微妙寺
      →クスッ!!

    >言葉では言い尽くせないほどの深い味わい
      →勉強になりました。

    コロナが落ちついたら、
    西国33観音で園城寺に行く気満々なので、心にとめておきます。
    ありがとうございました。

    • KURI より:

      しんちゃんママさん
       >西国33観音で園城寺に行く気満々なので
       是非是非おいでください! 「微妙寺」は知らなければスッと通り過ぎてしまいそうなお堂なんです。(^_^)

  3. カラス より:

    『妙』微妙に笑ってしまいました。
    「妙な話だ」では、不思議とか、変だという意味で使いますが
    「絶妙」となれば、優れる、良いという意味ですよね。
    ひとつの漢字の意味を、深く掘り下げて調べたことがありませんが、ながーい漢字の歴史の中で、様々なニュアンスを含みながら継承されたのでしょう。
    特に宗教においては、その傾向が濃いと思われます。
    調べると、外にも相反する意味を持つ漢字がたくさんあるかもしれませんね。

    • KURI より:

      カラスさん
       「妙な話だ」「それは妙だな」って言葉も近頃あまり聞かなくなったでしょうか。「絶妙」は使います。
      おっしゃるように、その時代に応じた便利な使い方をされる微妙な単語かもしれません。(^_^)

  4. アプリ より:

    微妙寺、名前通りの意味でとらえると笑ってしまいそうですが、そういう深い意味があるとは、仏教は深いのでしょうね。

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