つい最近知って驚いたこと。
温度を表記する「摂氏」と「華氏」。
「摂氏」は、「°C」と表記され「度シー」と読む。「摂氏〇〇度」とも読む。
この「摂氏」ってなんだ?って思っていた。同じく「華氏(°F)」もそう。
「C」は、水の氷点と沸点の間は100分割した目盛りをつけた「アンデルス・セルシウス」という人の名前が由来となっている。セルシウス(Celsius)の「C」。
今日の最高気温は36℃だと、これは「36セルシウス度」。

華氏はちょっとややこしい。
水の凝固点を32度、沸点を212度として、その間を180分割している。それを決めたのが「ガブリエル・ファーレンハイト」さん。°Fの「F」は、「ファーレンハイト(Fahrenheit)」の「F」。
それでは「摂氏」と「華氏」は何かというと。
セルシウスとファーレンハイトの中国表記によるものだった。
セルシウスを中国音訳にすると「摂爾修斯」となり、その頭文字の「摂」に、人名に付ける接尾辞の「氏」をつけると「摂氏」になる。
同様に、ファーレンハイトは「華倫海特」となり、その頭文字「華」に、人名につける接尾辞をつけると「華氏」となる。
「華」は、HUAWEI(ファーウエイ・華為技術)のように「ファー」と読む。

今までそんなことをまったく考えないで「摂氏」という言葉を使っていたが、「セルちゃん36度」って感じの言葉だったんだなぁって考えるとププッって笑ってしまう。
メートル法とヤード・ポンド法もそうだけど、ぢっちかにして欲しいよね~
Akiさん
スポーツにおいてもヤードやらポンドやらフィートやらいろいろ出てきてよく分からないので、日本で放送する分だけでもメートルやグラムで言ってくれるとイメージしやすいです。
お役所の書類で、元号と西暦と混在しているのもややこしいです。特に元号が変わった年が、月によって元号が違うとわけわからなくなります。