今ここから

なんだかんだで人生飽きないように好奇心だけで生きてきたけど、こんなんでよかったのかなぁ?と言うブログ。

映画

映画「あなたへ」

投稿日:

 高倉健さんの遺作となった作品。大滝秀治さんの遺作でもある。

 脇役さんが、気合の入った演技していると言う印象。

 やはり健さんの人徳なのか。

人生は長いようで短く、短いようで長い。

 自分はこの人生で何をやってきたのだろう?と考えた時に、それほどいくつも指を折れる出来事もない。

 過ぎ去ってしまったことは、すでに夢のようでもあるし、5人の子を育てたことも、「あぁ、そんなこともあったなぁ」と思ってしまうこともある。

 あの時はどうしてあんなことにこだわってしまったのだろう?ということもあるし、どうしてもっと追求しなかったのだろう?と思うこともある。

映画の中の高倉健さんの目に、田中裕子さんの目に、そして、大滝秀治さんの目に、その人の人生の深さが感じられる作品。

 なんてことないありふれたセリフでも、大滝秀治さんが口にすると涙が出てくる。

 「久しぶりに、きれいな海ば見た」

 たったこれだけのセリフなのに、人を感動させてしまう。

 大滝秀治さんは、映画公開されたその年に亡くなり、健さんはその2年後に亡くなる。

 この作品を作った降旗康男監督。健さんと一緒に「鉄道員」も撮っているが、その降旗康男監督も昨年2019年に鬼籍に入っている。

 昭和の良いところを凝縮した映画にも感じた。



-映画
-, , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

映画「世界でいちばん長い写真」

 内気でいつも自身のない男子校生(高杉真宇)が、改造された大版パノラマ写真機を手に入れたことから少しずつ前向きに積極的になっていく気持ちの良い青春ドラマ。  最初の数分間、結婚式の新婦控室で、新婦と主 …

映画「ディープ・インパクト」

 先日、大きな火球があちこちで目撃され、そして鮮明に撮影もされた。  燃え尽きるときは満月ほどの明るさになったという。  あれだけの大きな火球であっても、大気圏に突入したものの大きさはゴルフボールほど …

映画「運命の女 UNFAITHFUL」

 会社を経営する夫エドワードと9歳の息子と平穏な日々を過ごしていた専業主婦のコニー。が、ある日、ブックディーラーのフランス青年ポールと出会い、情事を重ねるようになる。やがて彼女の夫もそれを知るが。監督 …

映画「グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜」

太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」をケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点を交えたスクリューボールコメディとして「グッドバイ」のタイトルで戯曲化、演出した舞台を大泉洋、小池栄子主演で映画化。戦後の復 …

映画「ドロステのはてで僕ら」

「サマータイムマシン・ブルース」などで知られる人気劇団「ヨーロッパ企画」の短編映画「ハウリング」をリブートした劇団初となるオリジナル長編映画。とある雑居ビルの2階。カトウがテレビの中から声がするので画 …