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映画「くれなずめ」@ユナイテッド・シネマ

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「アズミ・ハルコは行方不明」「君が君で君だ」の松居大悟監督が、自身の体験を基に描いたオリジナルの舞台劇を映画化。高校時代に帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴で余興をするため5年ぶりに集まった。恥ずかしい余興を披露した後、彼らは披露宴と二次会の間の妙に長い時間を持て余しながら、高校時代の思い出を振り返る。自分たちは今も友だちで、これからもずっとその関係は変わらないと信じる彼らだったが……。6人の仲間のうち、主人公・吉尾和希を成田凌、舞台演出家として活躍する藤田欽一を高良健吾、欽一の劇団に所属する舞台俳優・明石哲也を若葉竜也、後輩で唯一の家庭持ちであるサラリーマン・曽川拓を浜野謙太、同じく後輩で会社員の田島大成を藤原季節、地元のネジ工場で働く水島勇作を目次立樹がそれぞれ演じる。

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 男子の友情を描いた佳作。

 馬鹿なことばかりやっていた高校時代の6人の仲間たち。それぞれが「あいつはバカだから」「あいつはどうしようもなく情けない」「あいつよりは俺の方がマシ」と言うような間柄なのだが、そんなこと思いながらもその絆は自分でも驚くほど強くて、合わない時間がどれだけ長かろうがその絆は壊れることはない。

 自分にもそんな仲間がいるだけに、「もしもアイツが」と考えただけでどうにも我慢できずに涙が出てきてしまうのだ。

 久しぶりに集まっても、相変わらず馬鹿なことを言い合って、真面目に話なんかしないのに、やることなすこと馬鹿なのにそれでもそれでも掛け替えのない大切な友だちなのだ。

 妻と一緒に劇場で鑑賞して、妻が「面白かったねー」と言ったのに、私は「泣けたわぁ」と。

 妻は「え? どこに泣ける要素があった?」

 そうかぁ、男子の友情というのは女子には理解するのは難しいものなのかなと感じた瞬間だった。

 「男子ってホント馬鹿だよね〜、ハハハ!」と妻。

 確かにそうなのだ。

 これでこそ男の友情なのだと思うのだが、そこには男と女の間に大きな溝があるんだな。

 どっちがいいと言うのではなくて、理解してもらえなくてもいいけど、

 やっぱり男同士っていいなって思える作品だった。

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