今ここから

「伊勢金比羅参宮日記」を含む歴史関係、日々の料理レシピ、乾癬について、山歩き、生活の知恵、5人の子育てなど、多岐にわたる個人ブログです。

映画

映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」

投稿日:

 カナダの女性画家「モード・ルイス」の半生を描いた映画。

 モードは、生まれながらの若年性リウマチを患っており、手足が思うように動かない。背も小さく、歩き方も不自然。そんな見た目のために、小さい頃から奇異な目で見られていた。

 両親を亡くしてからは、叔母の家に預けられていたがよく思ってもらえず、耐えかねてその家を出て、漁師で一人暮らしをする男・エベレットの家に家政婦として住み込みで入る。しかし、その家はポツンとたつ一軒家。4m四方しかない小さな家。1階はワンルームでキッチンとソファと椅子。ロフトが寝室でベッドが一つ。

 エベレットはきつい言葉でモードにあたる。「この家での順番は、俺、犬、鶏、そしてお前だ」。部屋の掃除や食事の支度をやるが、体が思うように動かずなかなかお気に召してもらえない。それでも、エベレットはどこか優しいところもあった。

 少しずつ空いた時間に好きでずっと描いていた絵をはじめてみた。メモ用紙に描いてみたり、壁に描いたり、少しずつ。ある時、魚を売りに行く客宛に渡すメモに絵を描いてみたら、それが少しずつ評判になり、それを売ることができるようになる。

 新聞やテレビにも取り上げられるようになって、絵を買いたいという人も訪れるようになっていく。

 そんな彼女を応援するような、鬱陶しく思うようなエベレット。そんな葛藤がある中でも険しい顔をしつつも深い愛情を見せていくエベレット。

 小さい家で、二人だけで暮らしていく中で、その時はよくわからなかったが、幸せというのはこういうことだったのかと思わされる作品。自分のことと重ねながらじんわりと心温まる映画だった。

 2枚目の写真がモード・ルイスご本人。なんとも愛くるしい姿だ。



-映画
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

映画「青空エール」

三木孝浩監督作品。土屋太鳳ちゃんと竹内涼真くん。  野球と吹奏楽の名門・白翔高校に入学した小野つばさは、野球部のトロフィーを眺めていた野球部員の山田大介と出会う。吹奏楽部に憧れるつばさは、「甲子園で戦 …

ドラマ「しんがり 山一証券 最後の聖戦」

WOWOWのドラマは好きでよく見ている。どれもハズレのない良質な作品が多い。  このドラマも期待以上の作品だった。 江口洋介主演 文句なしにかっこいい。  そして、今回特に目を引いたのが、いつも嫌な性 …

映画「白ゆき姫殺人事件」

 この映画も観たような観ていないようなって気持ちで見始めた。  観ているうちに、やっぱり「観ているわ」って思いつつも、その後の展開がまったく思い出せない。  結局、最後のオチまで観て、「あぁやっぱりこ …

映画「持たざるものが全てを奪う HACKER」

 希望を胸にアメリカに移民した夫婦とまだ小さな息子。住宅ローンを抱えて立派な家を持ったが、父は定職に就けず酒浸り、母はひとりで銀行で働いてどうにか生活していた。息子は母のパソコンがおもちゃで、学生時代 …

映画「めぐり逢えたら」

1993年公開。 トムハンクスとメグライアンの恋愛映画。  2年前に愛する妻を亡くし次への一歩が踏み出せないままのサム(トムハンクス)は、まだ小さい息子ジョナと暮らしていた。再婚願望はあるがなかなかう …