
乳がんを患う千恵(2008年に33歳で死亡)の闘病とその最中に出産した娘のはな、夫の信吾の生活を綴ったブログ『早寝早起き玄米生活(ハンドルネーム:六本松さくら)』の書籍化作品。千恵の死後、西日本新聞社の記者であった夫・安武信吾への取材に基づき、2009年に朝日新聞に紹介記事が掲載され[1]、その反響を受け文藝春秋より2012年に出版された[2]。千恵の死後も母に教わったみそ汁を作り続ける娘・はなのエピソードを含む。
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滝藤さんと広末涼子さんの演技力でグイグイ引き込まれる。
ややストーリーがトントンと早く進みすぎる感じがあるが、そこは二人の演技に集中しているせいかそれほど気にならない。
実話ということもあって、かなり感情移入してしまう。最後はやっぱり涙。
33歳という若さで娘と別れる辛さは想像しただけで心が引きちぎられるほどだ。
その娘のために何を伝えるか。それが毎日の味噌汁作りというところが私も同感。
しっかりと食べること。何事もそこが基本というのもわかる。
野菜とたくさん入った味噌汁だけ飲んでいれば、とりあえず大丈夫。
私もそう思う。
短い人生の中で、たくさんのことが凝縮している。人生は長ければいいというものでもない。
昨日は、女優さんの自死のニュース。今年の初めに出産されたばかりという。人それぞれ色々な事情があり、まだ生きたいと思う人、もう生きたくないと思う人。その時その場所に立ってみないとわからないことばかりなので何がいいのか悪いのかもわからない。
ただみんなみんな精一杯頑張っているのだ。