
スティーブン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作総指揮、ハリソン・フォード主演によるアドベンチャー映画の金字塔「インディ・ジョーンズ」のシリーズ第3作。1938年。考古学者インディは富豪ドノヴァンから、キリストの血を受けた聖杯の捜索を依頼される。最初は渋っていたインディだったが、行方不明になったという前任者が自分の父ヘンリーだと知り引き受けることに。ベネチアで父の同僚シュナイダー博士と合流したインディは、父から託された聖杯日誌を頼りに、聖杯の在り処を示す手掛かりをつかむが……。インディの父ヘンリーを名優ショーン・コネリー、少年時代のインディをリバー・フェニックスが演じた。第62回アカデミー賞で音響効果賞を受賞。
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インディ・ジョーンズシリーズ第3作目。今回はインディのお父さんヘンリー(ショーン・コネリー)登場。この映画の見どころは、アクション格闘派のインディと、おっとりとした文系な父とのコミカルなやりとり。
多くの父親と息子がそうであるように、お互いにある程度年齢を重ねると何を話していいのかわからなくなり、なかなか子供の頃一緒に遊んだ時のような関係には戻れない。まして、子供の頃に父親に遊んでもらった記憶があまりない関係であったならなおさらである。
そんな二人が命懸けの大冒険をして、父が息子を心配し、息子が父を必死に守るというところにちょっとジーンとしてしまう。
1作目2作目で出演していたパット・ローチやロナルド・レイシーも、また違うキャラで出演しているのがわかった時は、なんだかうれしい。
若き日のインディを演じているのが、早逝したリバー・フェニックス。つくづく惜しいな思う。
同シリーズも3作目。好みもあるだろうが、どの作品もハズレなしなところがすごいと思う。