
89年のシリーズ第3作「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」以来19年ぶりの続編となる今回は、米ソ冷戦下の1957年を舞台に、南米アマゾンの山奥に眠る秘宝クリスタル・スカルを巡って、考古学者インディ(ハリソン・フォード)とソ連の精鋭部隊が争奪戦を繰り広げる。製作総指揮ジョージ・ルーカス、製作フランク・マーシャル、監督スピルバーグ、音楽ジョン・ウィリアムズはシリーズ前3作と同じ。脚本は「宇宙戦争」のデビッド・コープ。
映画.com
インディジョーンズ4作目。3作目から19年経過しているので、さすがにハリソンフォードも老けてきた。それでもアクションは衰え見せず、体を張って頑張っている姿に勇気をもらえる。
前作がショーン・コネリーとの父と子の話だったが、今回はインディの息子が登場。しかも、母親は1作目に登場したマリオン。そのマリオンもちょっとふっくらとして登場するのが懐かしい。
話の展開はいつも通りであって、ここまで連作しているとその先はきっとこうなって最後はこうやって終わるだろうなって期待してしまう。そして、その期待通りの結果になって、あー最高だった、やっぱりインディジョーンズシリーズは面白いね、となるすごい映画に仕上がっている。
それを相変わらずのワンパターンな展開と思われる人には辛いだろうが、ワンパターンの典型的な日本の時代劇のように、最後に勧善懲悪にならないパターンの時代劇はやっぱりスッキリしない。
今回も例外でなく、スリル満点のハラハラドキドキを繰り返した息をもつかせぬジェットコースタームービの果てに、勧善懲悪のすっきりとしたエンディングが待っている。
何回見ても最高です。今更ながら映像と音楽とのタイミングが素晴らしく、往年のディズニー映画のように音楽そのものが効果音にもなっているような見事なテンポの良さ。
5作目もすでに完成しているとのこと。公開が今から楽しみで仕方ない。
今回の4作目は、改めて見てみて、後半の遺跡でのシーンはゼルダの伝説と雰囲気が似ていて驚いた。どっちが先なんだろう?って調べたほどだった。