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映画「エンド・オブ・ステイツ」

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「エンド・オブ・ホワイトハウス」「エンド・オブ・キングダム」に続き、ジェラルド・バトラーがアメリカ大統領専属シークレットサービスのマイク・バニングを演じる人気アクションシリーズ第3弾。世界を未曾有のテロ事件から救ったシークレットサービスのマイク・バニングは英雄として名を馳せ、副大統領から大統領となったトランブルからの信頼も絶大だった。しかし、歴戦の負傷によって肉体がむしばまれ、近頃は引退も考えるようになっていた。そんなある日、休暇中のトランブル大統領が大量のドローンによって襲撃される事件が発生。マイクが容疑者としてFBIに拘束されてしまう。隙をついて逃げ出したマイクは、何者かが仕組んだ陰謀を暴くため奔走するが……。主人公マイク役のバトラーのほか、トランブル大統領役もシリーズおなじみのモーガン・フリーマンが演じる。

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「エンド・オブ・シリーズ」の3作目。1作目はホワイトハウスが占拠され、2作目はイギリスでの国葬でロンドンが舞台。この3作目は、大統領(モーガン・フリーマン)が郊外で釣りをやっている時に、大量のドローンによって攻撃を受け、多くの犠牲者が出る。

 その無人ドローンの攻撃の恐ろしいこと。たくさんのコウモリや鳥の群れのようなドローンが、爆弾を積んで攻撃してくる。これからの戦争はこんな感じなのか?と思わされる。先日、ジュラシックワールドを観て、翼竜プテラノドンが人間を襲うシーンがあったが、それに近い、いやそれ以上の恐怖を感じた。

 戦争において前線で戦う兵隊の半数は自国の人間ではなく、国を守ろうという気持ちではなく金で動いているという現実。その兵を養成する民間会社。戦争をすることで儲けようとする人たち。戦争とは一般の国民がイメージしているようなものではないのかもしれない。

 現在、リアルタイムで進行しているウクライナの戦闘も、もしかすると自分たちが想像している人ではない人たちが戦い、報道されている理由とは違う理由で物事が進行しているのかもしれない。もう何が何だかわからない。

 この映画のモーガン・フリーマンが妙に老けて見えたが、彼も今年で85歳。

 映画の最後にG20のシーンが映され、そこにアメリカ大統領としてモーガン・フリーマンが登場していたが、そのほかの各国首脳陣は実際の首脳たちで、メルケル、プーチンなどが並び、中央付近に安倍首相が映っていたのを見て、とても切ない気持ちになった。

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執筆者:


  1. Aki より:

    アーロン・エッカートが出ないのは大統領を引退したからなのね

    • KURI より:

      Akiさん
      >大統領を引退したからなのね
       私もそう認識しています。モーガン・フリーマンがやたらと老けて見えましたが、年齢考えたら年相応なんでしょうね。それにしてもあの歳でよく働くなぁと感心するばかり。

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