
「時をかける少女」の細田守監督が、同作に続いて脚本・奥寺佐渡子、キャラクターデザイン・貞本義行とともに描くオリジナル長編アニメーション。数学が得意だが気弱な高校2年生の健二は、憧れの先輩・夏希に頼まれ、夏休みの間、彼女の実家で夏希のフィアンセとして過ごすことに。そんな時、健二はネット上の仮想空間OZで起きた事件に巻き込まれ、その影響が現実世界にも波及。夏希の一家ともども、世界の危機に立ち向かう。2009年の劇場公開から10周年を記念したプロジェクトの一環として、20年1月に体感型上映システム「4DX」に対応した4DX版が公開。
またまた大好きな細田守監督作品。多分3回目の鑑賞。
仮想空間と現実世界。
欲望を与えられたAIに乗っ取られたしまった仮想世界を、
信州上田の旧家を舞台に奪われた仮想世界の奪取作戦が繰り広げられる。
アナログ世界とデジタルの世界。
全く違い世界のようだが、この映画を見てからは同じようなもんだと認識するようになった。
人と人のネットワークやインフラなど、基本は一緒で、
人の気持ちも一緒。
結局は人と人。
ネットのセキュリティーは、密教での結界であったり、ファイヤーウォールは不動明王だったりとかって考えると、なんだか面白い。
みんなの力を合わせてこの世界を救う!というのは、ウルトラマンティガの最終回を思い出してウルウルと感動してしまった。
こんなアニメは見ていて楽しい。
細田監督作品、これからも楽しみで仕方ない。