
ロシア宇宙計画の歴史に残るスペースミッションを、国営宇宙開発企業ROSCOSMOS全面協力のもと映画化。1985年、ロシアの宇宙ステーション、サリュート7号が突如として制御不能になった。このままでは地球に落下する恐れがあるため、宇宙飛行士をステーションに送り込んで直接修理することが決定。サリュート計画に当初から関わってきた技師ビクトルと退役パイロットのウラジミールが担当に選ばれ現地へと向かう。彼らは無事サリュート7号に到着するが、ステーション内部は氷漬けになっており、全機能が停止していた。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。
映画.com
潜水艦モノと宇宙モノは好んでよく観る。そして、ハズレが少ない気がする。
今回のはロシアの作った宇宙ステーションモノ。 無人の宇宙ステーションでのトラブルで、宇宙飛行士ではなく技師のビクトルと、すでに退役しているパイロットのウラジーミルが選ばれて、壊れた無人宇宙ステーションへと送られた。その制御不能の宇宙ステーションは体勢を維持できず常に回転している状態であった。その回転している宇宙ステーションとドッキングしないといけないのだが、それが出来る宇宙飛行士がいない。何人もの現役宇宙飛行士がシミュレーションをやっても、みんなうまく行かない。そこで選ばれたのが退役パイロットのウラジーミルだった。
そして、そのウラジーミルは地球からの指示に従わずに勝手に自分なりに行動して、無理だと思われていた宇宙ステーションへのドッキングを成功させる。結果は良かったのだが、地球の司令塔の方は不満。こういうところがアメリカ映画と違うところ。
これだけの国家的なミッションなのにも関わらず、行き当たりばったりのことが多く、「まぁなんとかなるさ」とか「どうにでもなれ」みたいな感じなのが、キューバ危機の映画でも感じたロシアの印象。それでもしっかり切り抜けてしまうところがすごい。
アメリカ映画に慣れ過ぎてしまった分、ロシアの宇宙モノも楽しく鑑賞できた。宇宙空間の無重力の表現も、宇宙の映像も何も違和感なく見られて、SFXもしっかり出来ていた気がする。
早速観てみます♪
Akiさん
日米の映画ばかり観ていますが、たまに他国の映画を観ると新鮮です。(^_^)