
2018年の作品。ドン・キースと米海軍潜水艦の元艦長ジョージ・ウォレスが2012年に発表した同名小説の映画化。
潜水艦映画は大好き。この映画も期待通り、期待以上の映画でハラハラドキドキで爽快・痛快の映画だった。
2時間、水割り片手に本当に楽しめた。主役のジェラルド・バトラーがやたらとかっこいい。敵国のこともとてもよく描いている。
機雷がたくさん置かれている場所でも、あんなに大きな潜水艦がミリ単位で間をすり抜けていくとか、どんな小さな音も出せない音響センサー機雷では艦内で声も出せなくて静かにするシーンとか、こちらもしっかり息を止めて苦しくなるほど。
次から次へと起こる苦難をどうにか乗り越えて、いくつもの伏線もひとつずつ丁寧に回収していき、納得のエンディング。
お見事としか言えない。
悪者は、相手の国のクーデターを起こした国防相ただ一人で、それ以外はみんな「悪い奴じゃない」というスタンスが好感をもてる。「みんな立場は一緒、命令に忠実に行動しているだけだ」というのがいい。
「ランボー」や「インディージョーンズ」を観たあとのような爽快感。こういう映画がいいな。
見ごたえありましたねー
ロシア艦艦長役のミカエル・ニクヴィスト、ミレニアム3部作で主役を務めこれも面白かった。これで名前を売ったのかMIゴーストプロトコルでは悪役でいい味出してたけど、このハンターキラーの完成も見ず56歳でご逝去もったいないなぁ・・・
Akiさん
さすがお詳しい! あのロシア艦艦長役のミカエル・ニクヴィストは3年前に亡くなられてたのですね。なんとも残念。