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映画「フロンティア」

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 ミハイル・シューロフは都市開発ビジネスのやり手で、金儲け主義の若きビジネスマン。工事予定の現場で考古学者チームが第二次世界大戦時の塹壕と、死去した兵士の遺品を発見する。

 考古学者のエリザヴェータは塹壕の検証が済むまで工事を中止するようミハイルを説得しようとする。ミハイルは塹壕の中で自分と同じシューロフの名字が記された認識票を発見するが、その時、塹壕跡が崩れ落ちる。

救急車がエリザヴェータを救出するが、ミハイルは1942年の第二次世界大戦の真っ只中にタイムトリップしていた。

誰にも彼の姿は見えず、自分の身に何が起きたのか、元に戻る方法を探っていく中で次々と明らかになる驚愕の事実。

奇妙な発端、数奇な境遇、そして彼が囚われる時空を超えた宿命とは―

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 ロシア映画。近頃、なぜかロシア映画がAmazonプライムで見かけるようになったのは気のせいだろうか?

 不思議な設定の映画でタイムスリップもの。

 拝金主義者の主人公ミハイルは、都市開発ビジネスで儲けようとしていたが、ある開発中の工事現場で考古学チームが第二次世界大戦の塹壕と遺品を発見し、開発工事を止めさせてようとしていた。それにイラついたミハイルはその考古学チームのメンバーを排除しようとする。しかし、そこでタイムスリップが起こり、第二次世界大戦真っ最中に姿を表してしまう。しかし、周りの兵士たちに自分は見えていないようだ。

 何度も何度も現代と戦争時代を行き来するうちに、自分自身のルーツや、遺品がの壊れた理由がわかってくるという謎解きが面白い。

 終わってみると100分という短い映画だったが、なかなか映像もよく出来ていて、脚本も素晴らしく、あぁ面白かった。と思える映画になっていた。

 ロシア映画はここ最近よく観るようになったが、アメリカ映画と違った面白さがある。

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