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「伊勢金比羅参宮日記」を含む歴史関係、映画鑑賞の記録、日々の料理レシピ、乾癬について、山歩き、生活の知恵、5人の子育てなど、多岐にわたる個人ブログです。

映画

映画「ヨコハマ物語」

投稿日:2020年4月14日 更新日:

 サッカー競技場の芝を長年管理してきた主人公(奥田瑛二)。

 定年退職の日、同僚、後輩たちから労いの言葉と花束をもらって帰宅すると、長年連れ添った妻が急死していた。

 四十九日が終わって墓参りに行くと、近くでお墓に向かって怒鳴っている若い娘(北乃きい)がいた。中学時代に両親を亡くし、そのためにずっと苦労してきたから、それを定期的にお墓に向かって「お前らのせいで私がこんなに苦労することになったんだぞー、責任感じるならいい仕事を紹介するとか、いい男を連れてくるとかやってみろー」というようなことを叫んでいる。

 見かねた男性は、お墓にそんなことを言わなくても・・・」と言った後に、娘は急に倒れてしまう。3日間ロクなものを食べていなかったようだ。

 妻が死んで誰もいなくなった家に連れ帰って冷凍うどんを作って食べさせる。

 女の子は、あるインディーズバンドに惚れ込んでそのマネージャーをやっていた。そして、そのボーカルとは恋人同士だった。苦労を重ねた上でやっとデビュー出来そうという時になって会社からボーカルだけ引き抜かれて別のバンドを作り売り出すと言われて、彼女はお払い箱にされた。

 住む家もない彼女は主人公に上手いことを言って家に住むことになる。彼女と二人の生活の中で、急死した妻のことがチラチラと思い出されてくる。

 今までずっと仕事である芝生の管理のことばかり考えて、日々ずっと不機嫌であり、食事にも無関心、妻からはいろいろさりげないアプローチはあるもののすべていい加減に流してきてしまっていた。

 結婚記念日に一緒に出かけよう、どうにか毎日一緒に食事を食べようとせっせと笑顔で接する妻に、いつも不機嫌で対応していた。

 妻をなくし、彼女からも刺激を受ける中で少しずつ主人公の中で変化していくものがあった。

 広い家は、徐々に彼女が連れてきた女性たちが増えていき、それが家族のようになっていく。

 横浜を舞台にして描かれるそんな人間模様を丁寧に映した作品だった。

また泣いてしまった。







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