
「Love Letter」の岩井俊二監督が再び製作した、行き違いの手紙を題材にした映画。今回の主役は松たか子、そして広瀬すず。
なんと言ってもやっぱり広瀬すずちゃん。そして、その妹役の森七菜ちゃん。
高校時代の松たか子が森七菜で、その姉が広瀬すず。才色兼備の姉に憧れるのが神木隆之介くんで、その神木くんに憧れるのが森七菜。成人した神木くんを福山雅治が演じる。
若くして死んでしまった姉のところに、同窓会の招待状が届き、妹である松たか子が亡くなったことを伝えようと同窓会に赴く。しかし、同級生たちは姉と勘違いしてしまい、ついつい本人を演じてしまう。高校時代から姉に憧れていた福山はすぐに妹だと気づいていた。
たくさんのすれ違いや思い違いでみんなの人生が少しずつ変わっていく。
どの役者さんも演技が上手でずっと飽きずに観ていられた。松たか子の夫の役は庵野秀明が演じ、1995年の「Love Letter」に出演した中山美穂と豊川悦治もしっかりと参加していて、面白い映画に仕上がっていた。