
ソ連のリングで強敵ドラゴを倒したロッキー。しかし帰国後に脳障害が発覚し、彼はボクサー引退を決意。さらにその後、破産へと追い込まれ、トレーナーとして働くことになる。やがてロッキーは若手ボクサー、トミーの育成に乗り出し、彼を鍛え上げる。トミーは試合で勝利するが、次第に人が変わっていく。ロッキーはそんなトミーと路上で闘うことに……。シリーズ第1作を手がけ、名声を得たアビルドセンが再び監督を務めた感動作。
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ロッキーは引退を決意する。しかし、直後に騙されてせっかく稼いだ資産を全て失ってしまう。昔の貧乏生活になってしまうが、それでもどうにかやっていこうということになる。しかし、ロッキーの知名度で金を稼ぎたい奴に常に狙われていた。
ある時、ロッキーにマネージャーになって欲しいという青年トミーが現れる。ロッキーは最初は断ったが、あまりに熱心なので師弟関係を結んで渾身丁寧に鍛えていく。
トミーは順調に強くなっていったが、小学生の息子のことが蔑ろになってしまって拗ねてしまって悪い友達と遊ぶようになってしまう。
トミーは連勝で注目を浴びるようになったが、タイトルマッチがやらせてもらえない。そこに悪徳なプロモーターが近づいてきてロッキーとトミーを引き離し、タイトル戦を戦わせる。そのタイトル戦に勝つことになるが観客からはロッキーを裏切った奴というレッテルを貼られてしまう。
それを振り払うには、自分がロッキーを倒すしかないというように思わさせて、ロッキーに戦いを挑むことになるが・・・。
今までのシリーズと違うのは、自分の教え子と戦うこということ。しかしそれは、自分の教え方が悪かったことへの反省を込めて、教え子のこれからを考えて叩きのめすということだった。
父と息子との関係、師匠と弟子の関係。それを今まで自分を育ててくれた人たちのことを思い出しながら、自分を見つめながら拳を振るう。
これはこれでアリかなぁ。今までと違って爽快感とかはあまりないかもしれないが、父と息子のハートウォーミング的なものはなかなかよかった。
やっぱりロッキーは好きだなぁ。いつも励まされる。まだまだやれる! 体は衰えても心は衰えない!そんな気持ちにさせてくれる。