
高度情報化社会におけるテロリズムを描いた筒井哲也の同名コミックを、生田斗真&戸田恵梨香共演で実写映画化したクライムサスペンス。「白ゆき姫殺人事件」の中村義洋監督がメガホンをとった。ある日、動画サイトに新聞紙製の頭巾で顔を隠した謎の男が現われ、集団食中毒を起こした挙句に開き直った食品加工会社に火を放つと予告する。警視庁サイバー犯罪対策課のキャリア捜査官・吉野絵里香は、その謎に包まれた予告犯「シンブンシ」の捜査を開始。シンブンシが単独犯ではなく複数犯であることを見抜く。やがて予告通り、食品加工会社の工場が放火される事件が発生。その後もシンブンシは、警察や法律で罰することのできない犯罪者たちへの制裁を次々と予告しては実行に移す。ついには政治家の殺人予告にまで至り、シンブンシの存在は社会現象を巻きおこしていく。共演に「HK 変態仮面」の鈴木亮平、「偉大なる、しゅららぼん」の濱田岳。
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主役をはるような俳優さんがジャブジャブ出てくる。主役の生田斗真は好きな俳優さんなのだけど、なぜか物足りなさというかモドかさを感じてしまう。勧善懲悪で気持ちよくなりそうだがそうでもなく、なんとなく中途半端感がある。
鈴木亮平、濱田岳、田中圭、小松菜奈、戸田恵梨香、坂口健太郎、窪田正孝まで揃っているのに、「もったいない」感がある。どの俳優さんもいい演技しているのになぁ。
でも最後まで観ることが出来たし、それなりに面白かった。