
上の画像がすべての内容なのだが、
それなのに最後の30分は泣きっぱなしだった。
この映画は何と言っても「芳根京子」。この女優さんを最初に見たのは朝ドラの「べっぴんさん」。その前にも「花子とアン」で出演していたらしいがよく覚えていない。次に度肝を抜かれたのが「64(ロクヨン)」と「累(かさね)」だった。
「べっぴんさん」の時は、この女優さんは演技をしているのか?大人しい女の子の役なのだが・・・。と思っていたが、とんでもなかった。お嬢さん育ちっぽい感じなのだが、演じる役柄によってまったく違う人になってしまうので、元々はどんな人なんだろうと興味が湧いてくる。これは蒼井優や大竹しのぶなどにも通じることだ。
映画としては、1時間40分ほど飽きずに楽しく観られた。B級映画っぽい演出も悪くない。
自分も子供たちの弁当を作ってきたこともあって、いろいろと思い出が重なってしまってついつい涙してしまう。
もうひとり紹介しないといけないのが松井玲奈。この女優さんは元SKE48であり、乃木坂46のメンバー。そちらを卒業して女優に専念するようになる。初めてみたのが朝ドラ「まんぷく」。こちらではあまり目に止まる存在ではなかったが、前回の朝ドラ「エール」ではかなりの存在感を示した。この映画でもいい演技が観られた。
主演の篠原涼子は、安心してみていられるので、ここでは詳しく書かないでおく。
短い映画ではあるが、楽しい映画だった。