
「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムスと「親愛なるきみへ」のチャニング・テイタムが主演するラブストーリー。幸せな新婚生活を送っていたレオとペイジはある日、交通事故に遭い、ペイジが記憶の一部を失ってしまう。2人が出会ってからの記憶が抜け落ち、その記憶がもう戻らないことを知ったレオは、2人の出会いからやり直すことを決意。ペイジにアプローチを開始するが、そんなレオに対してペイジの両親や元婚約者が立ちはだかり……。
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レイチェル・マクアダムスは、どこかで見たなぁと思ったら、2月に観た「アバウトタイム」に出演していました。それにシャーロックホームズにも。どうりで見覚えある女優さんだ。この映画でもとてもコケティッシュでチャーミング。
ラブラブな新婚生活をおくっていた二人が突然の追突事故。奥さんが頭を強く打ってしばらく昏睡状態。無事に意識を取り戻したが、夫と出会う少し前からの記憶だけが失われている。「僕のことわかる?」と夫が聞くと、「私の担当医?」と答える。
「君は僕と結婚していて、ついこの間まで一緒に仲良く暮らしていたんだ」と言われても、奥さんにとってはただの知らない男性。触れられるのも抵抗がある状態。それよりも知り合った当初は両親のことを嫌っていたのに、今は両親や高校時代の友達や元カレのことは覚えているので、そちらの方になびいていく。夫の方は悲しむばかり。
タイトルの「君への誓い」は、結婚する時の誓いの言葉。
いつも優しくハグし、強い忍耐力をもって、共に人生を愛すと誓います。
言葉が必要な場合は話し、そうでない場合は沈黙し、お互いのケーキの好き嫌いを認め合って、その暖かな心に一生住むと誓います。
私はあなたを、永遠に、愛すと誓います。
そしてこの愛を、生涯貫くと約束します。
困難が二人を引き裂いても、再び結ばれる道を必ず探し出すことを、魂にかけて誓います。
この誓いの言葉が、常に夫を支え、最後には妻も気づかされる。
夫の立場で考えると、本当にツライ。つらすぎる。自分を見る妻の視線がガラリと変わってしまっている。まるで他人を見るような目で見る。そんなのは耐えられない。それなのにその誓いの言葉を支えに辛抱強く焦らず時間をかけて待ち続ける。
二人が出会った最初からスタートして、一から二人の関係をはじめてみる。
色々なことを考えさせられる映画。
夫役の俳優さんもかっこいい、妻役のレイチェル・マクアダムスもかわいい!
もう少し長くてもよかったと思う作品。