
デビュー作ながら「第18回本格ミステリ大賞」など3つの国内主要ミステリーランキングで1位を獲得した今村昌弘による同名ミステリー小説を神木隆之介、浜辺美波、中村倫也の共演で映画化。ミステリー小説オタクの大学生・葉村譲は、先輩でミステリー愛好会会長の明智恭介に振り回され、ホームズとワトソン気取りで学内の瑣末な事件に首を突っ込んでいた。同じ大学に通い、私立探偵の顔も持つ剣崎比留子は、2人に音楽フェス研究会の夏合宿への参加を持ちかける。実は比留子のもとには「今年の夏合宿で何かが起こる」との犯行予告が届いていたのだ。夏合宿がおこなわれる山奥のペンション紫湛荘へと向かい、3人は研究会のメンバーと合流する。そしてその夜、密室状態となった紫湛荘で惨殺死体が発見され……。監督はドラマ「99.9 刑事専門弁護士」シリーズなどで知られる木村ひさし。
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山奥のペンションでの殺人事件。と言うことだったので、そこそこ古風で昭和初期の華族のお屋敷みたいなことを勝手に想像していた。
しかし、驚いたことにゾンビ映画だった。ミステリーではあるのだが、謎解きを楽しむと言う面もあるかもしれないが、そこまでそれを考えさせるような映画ではなかった。
ゾンビに襲われるハラハラドキドキ感もそれほどでもなく、ただ神木隆之介くんと浜辺美波ちゃんのやりとりをずっと見ていたいと言う感じの映画。だからと言って面白くないかと言うとそうでもなくて、浜辺美波ちゃんがとにかく可愛い。神木隆之介くんもセリフでそう言うくらい可愛い。もうそれだけでいい。
気持ちが覚めてしまうような「んなわけねーだろう!」と思うこともなく、最後までしっかり見ることができた。
まぁまぁ楽しかったよねー!って映画館を出られる映画になっている。
浜辺美波ちゃんファンは是非是非お見逃しなく。