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映画「愛唄 ―約束のナクヒト―」

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立て続けに青春ラブコメ。コメディーじゃなくて病気系。

恋する勇気を持てないまま大人になってしまったトオルは、元バンドマンの旧友・龍也との再会や、運命を変える詩との偶然の出会いを通し、全力で恋と向き合う勇気を得る。ようやく巡り会えた運命の少女・凪の言葉に生きる意味を教えられるトオルだったが、凪にはある秘密があった。

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トオルを「虹色デイズ」の横浜流星、凪を「3月のライオン」の清原果耶、龍也を「仮面ライダーエグゼイド」の飯島寛騎がそれぞれ演じる。

 流星くんと清原果耶ちゃんが、なんとも泣かせてくれる。清原果耶ちゃんは、大好きな映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」にも出演しているが、独特な影をもつ女優さん。明るさの中にも奥深さと影がある。なにがそう見せているのかわからないが、とても気になる存在だ。

 横浜流星くんもどこかそれと似たようなところがあり、なにを考えているのかよくわからない不気味さがあるのだ。そんな二人のラブストーリーなので、なかなか見応えがあった。

 Greeeeen!のヒット曲「愛唄」がモチーフになっている。最後にその曲が歌われる時には、ハンカチやタオルが必須だ。

 それぞれの母親役である富田靖子、財前直美の演技も秀逸で涙を誘う。

 観賞後は、Greeeeen!の曲を聴きながら、外へ散歩に行きたくなった。

 上を向いて涙を流しながら歩いてきた。そんな素敵な映画だった。



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