
「今日から俺は!!」「勇者ヨシヒコ」「銀魂」シリーズなど数々のコメディ作品を手がける福田雄一監督が、日本でも広く親しまれている中国の「三國志」に独自の解釈を加え、今回が初タッグとなる大泉洋を主演に迎えて描いた歴史エンタテインメント。いまから1800年前、中国大陸では中華統一をめぐって「魏」「蜀」「呉」の三国が群雄割拠していた。そんな世に、民の平穏を願う武将・劉備が立ち上がる。劉備ら各国の武将たちは激動の時代を駆け抜け、やがて魏軍80万と蜀・呉連合軍3万という、圧倒的兵力差が激突する「赤壁の戦い」が巻き起こる。人々を憂い、人望も厚い人物として知られる劉備だが、実は……。劉備を演じる大泉のほか、ムロツヨシ、山田孝之、佐藤二朗、賀来賢人、橋本環奈、山本美月、岩田剛典、渡辺直美、小栗旬ら福田組おなじみの顔ぶれを含めてオールスターキャストが集結。さらに名優・西田敏行が、「三國志」の新解釈を講義する歴史学者・蘇我宗光役で福田作品に初出演した。主題歌は福山雅治が担当。
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三国志は、吉川英治の小説(全8巻)、横山光輝の漫画(全60巻)、光栄のゲーム三國志(歴史シミュレーションゲーム)で一通り嗜んだが、これらもほぼ大学時代のことだから大筋はわかるが、細かいところは忘れている。
この映画は、主演が大泉洋とムロツヨシと言うことで、まぁそういう映画だ。
三國志を主題にしたコントと思っていいかもしれない。三國志を知らなくても、三國志を知っていれば更に楽しめるかと思う。
こういうふざけたのは嫌い!と言ったらそれまでで、残念でしたと言うしかないが、大泉洋やムロツヨシのファンなら楽しめるんじゃないかな?今回Amazonプライムでの鑑賞だったが、映画館に行かずに待っててよかったと思った。出来が悪いわけでもないし、期待はずれでもなく、予想通りと言う感じの映画で、しっかり笑わせてくれた。
映画と言うよりも、「コント」と「小芝居」に近いかな。それでも出演者皆さんいい味出しています。鑑賞中、ずっとニヤニヤ笑っていた感じ。
ネットでメイキングを見たりして、あれが全てなんじゃないかと思ったが、まぁ雰囲気は全編あんな感じ。メイキングより本編の方が当然面白かった。
やっぱりメイキングにもあった渡辺直美の「舞い」が最高。あのメイキング映像よりも面白い。あれを見るだけでも価値があるかも。
そして、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の北条義時が曹操と、
源頼朝が劉備と重なってしまって非常に困る。