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映画「残された者-北の極地-」

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テレビシリーズ「ハンニバル」や「ドクター・ストレンジ」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」などハリウッド大作でも活躍するデンマークの人気俳優マッツ・ミケルセンが主演を務め、飛行機が墜落し北極にたった1人で取り残された男を描いたサバイバルドラマ。飛行機事故で北極地帯に不時着したパイロットのオボァガードは、壊れた飛行機をシェルター代わりにしながら、白銀の荒野を毎日歩き回り、魚を釣り、救難信号を出すというルーティーンをこなして生き延びていた。しかし、ようやく救助に来たヘリコプターが強風のために墜落し、女性パイロットが大怪我を負ってしまう。これまで目の前の確実な“生”を手に入れてきたオボァガードだったが、瀕死の彼女を前に、ついに自らの足で窮地を脱することを決意。現状の安住を捨て、危険を承知で勇気ある一歩を踏み出すが……。

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 いつものルーティーンを変更すると言うことはなかなか難しい。ひとつ削れば不安になるし、ひとつ増えれば重荷にもなる。

 まして、極限の状態でかろうじて生きている主人公にとっては死活問題である。

 この主人公の気持ちを理解するのは難しい。その場で同じ生活をしていても意見が食い違うことになるかと思う。ここで彼の行動を批判しても意味がない。人間はあの様な場面ではあの様に行動するのか、いや、それは彼だけなのか?自分がもしあの状況に追い込まれたらどんな行動をするだろうか?

 そう考えてみても想像すらできない。その時、その場所に立ってみないとわからない。ただ、この暖かい部屋でのんびりと彼の行動を見ていては「あ、危ない! そっちに行ってはダメだ!」とかそんなことは反射的に言えても、その場にいたらきっと自分のことだけで精一杯でそれどころじゃないだろう。

 そんな高みの見物でしかないのだが、それでも考えさせられることばかりだった。

 こんな時自分はどうするだろう?そう言うことを考える機会を与えられただけでもいい時間だったかもしれない。

 1時間40分ほどだが、濃い映画だった。

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