
映画化された「ピース オブ ケイク」でも知られる漫画家・ジョージ朝倉の同名少女コミックを実写映画化した青春ラブストーリー。東京で雑誌モデルをしていた少女・夏芽は、父親の故郷である田舎町・浮雲町に引っ越すことに。自分が求めていたものと大きくかけ離れた田舎での生活にがっかりする夏芽だったが、地元一帯を取り仕切る神主一族の跡取り息子コウと出会い、彼の持つ不思議な魅力に心を奪われる。そしてコウもまた、この町では異質な夏芽の美しさに次第に惹かれていく。「あの娘が海辺で踊ってる」「5つ数えれば君の夢」など少女の過剰な自意識を描いた作品で注目を集めてきた新鋭女性監督・山戸結希がメガホンをとり、「MOON CHILD」の井土紀州が共同脚本。キャストには夏芽役に小松菜奈、コウ役に菅田将暉と旬の若手俳優が揃った。
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映画「糸」の二人。小松菜奈と菅田将暉。その「糸」よりも4年前の作品なのだが、私としてはこちらの方が好きかも。
原作は読んでおらず、予告編も見ずにいきなり鑑賞。
最初の設定がお互いに「中学生」ということで驚いたが、まぁそこは愛嬌。
高校生になってやっとしっくりしてきた感じ。この二人の演技はこの頃からもよかったんだなぁ。
小松菜奈の初主演であるこの作品は2016年。その年は小松菜奈出演映画作品は6本もあり、その人気ぶりがわかる。
東京でのモデルの仕事、そして父の実家である田舎での暮らしの格差が激しく、人間関係もそのみつどもまったく違って、自分はどちらの世界の方が呼吸が楽なのか、自分でもよくわからない感じ。
そんな若い頃のはち切れんばかりの衝動をうまく表現していたと思う。
急ぎの仕事は忙しい人に頼めとはよく言ったもので、その6本の映画に手抜きの演技は感じられず、「どれもいい」と思うばかり。これはファンだからそう思うのかもしれないが、小松菜奈は好きな女優さんだ。
こんな青春の映画は好きでよくみる。もう流しておくだけでもいい。