
阿部寛主演、東野圭吾原作による「新参者」シリーズの完結編。東野の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第10作の映画化で、2010年に放送された連続ドラマ「新参者」、2本のスペシャルドラマ、映画「麒麟の翼 劇場版・新参者」に続き、阿部が主人公の刑事・加賀恭一郎を演じる。父との確執、母の失踪など、これまで明かされることがなかった加賀自身の謎が明らかとなる。東京都葛飾区小菅のアパートで滋賀県在住の押谷道子の絞殺死体が発見された。アパートの住人も姿を消し、住人と押谷の接点は見つからず、滋賀県在住の押谷が東京で殺された理由もわからず捜査は難航する。捜査を進める中で加賀は、押谷が中学の同級生で演出家の浅居博美をたずねて東京にやってきたことを突き止めるが……。演出家の浅居博美役を松嶋菜々子が演じるほか、山崎努、及川光博、溝端淳平、田中麗奈、伊藤蘭、小日向文世らが顔をそろえる。監督は「半沢直樹」「下町ロケット」「3年B組金八先生」など数多くのヒットドラマを手がけた福澤克雄。
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東野圭吾原作ということも、「新参者」シリーズの完結編。東野の人気ミステリー「加賀恭一郎シリーズ」第10作の映画化。ということも何も知らないで観た。これから「麒麟の翼」とか他の作品も観ないといけないな。
この映画では、松嶋菜々子の演技がお見事。阿部寛は他の映画でたくさん観ているのでここでは書かないが、溝端淳平の演技も爽やかで良かったな。山崎努、田中麗奈、小日向文世はさすがってところ。キムラ緑子はすごいの一言。
登場人物の相関関係も複雑であるが、わかりやすく説明してくれているのでちゃんとわかって観られた。そういうところの説明不足だと置いていかれてしまって、途中からながら見になっちゃう。だけどこの映画はしっかりわかりやすかった。
知っている風景も多かったし、とてもうまくできている映画だったな。
他のシリーズもぜひ観てみたい。