
第146回直木賞を受賞した葉室麟の小説を、「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史監督のメガホンで映画化した時代劇。前代未聞の事件を起こした戸田秋谷は、10年後の夏に切腹すること、そしてその日までに藩の歴史である「家譜」を完成させることを命じらる。幽閉されたまま家譜の編纂を続け、切腹の日まであと3年となったある日、城内で刀傷沙汰を起こした藩士の檀野庄三郎が、秋谷の監視役としてやってくる。庄三郎は、秋谷が7年前の事件を家譜にどう記しているかを確認して報告し、また、逃亡するようであれば家族もろとも斬り捨てよとの密命を帯びていた。庄三郎は秋谷のそばで過ごし、その人柄や家族とも触れ合ううちに、秋谷が事件を起こしたことが信じられなくなり、7年前の事件の真相を探り始める。主人公・秋谷役は役所広司。役所とは初共演の岡田准一が庄三郎に扮し、第38回日本アカデミー賞では最優秀助演男優賞を受賞した。
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原作は8年前に叡山香を焚きながら読んでいた。
映画もその前後に劇場で観たはずなのだが、そのブログが見当たらないのは、その映画を観た頃はブログが休止中だった時かもしれない。
今回は、Amazonプライムで一人で鑑賞。先日の「散り椿」同様、葉室麟原作で、岡田准一出演の映画。主人公の戸田秋谷は役所広司が見事に演じている。
秋谷の娘を演じるこの映画のヒロインは、堀北真希ちゃん。もうホントに可憐で美しい。そして岡田くんの所作の美しさ。秋山の妻を演じる、原田美枝子の品の良さ。
こういう映画を観た後は、ピンと背筋が伸びる感じがして好きなのだ。任侠映画はほとんど観ないのだが、こういう時代劇はやっぱり大好き。
>「雨あがる」
→寺尾聰さんを半世紀以上好きなので、「雨あがる」好きです。
その監督さんですか・・・。
しんちゃんママさん
「雨あがる」いい映画でしたねー。同じ監督で同じ寺尾聰さんの「阿弥陀堂だより」も大好きな映画。そして、6月17日に公開される「峠 最後のサムライ」も絶対観に行きます! 小泉堯史監督作品にハズレなしです。