今ここから

「伊勢金比羅参宮日記」を含む歴史関係、映画鑑賞の記録、日々の料理レシピ、乾癬について、山歩き、生活の知恵、5人の子育てなど、多岐にわたる個人ブログです。

映画

映画「食べる女」

投稿日:

小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、鈴木京香ら豪華女優陣が共演し、「食」と「性」をテーマに8人の女たちの日常を描いた筒井ともみの短編小説集「食べる女 決定版」を映画化。雑文筆家のトン子こと餅月敦子は、古びた日本家屋の古書店「モチの家」の女主人。料理をこよなく愛する彼女の家には、恋や人生に迷える女たちが夜な夜な集まってくる。トン子を担当する編集者で男を寄せつけないドドこと小麦田圭子、ドドの飲み仲間であるドラマ制作会社の白子多実子、求められると断れない古着屋店員の本津あかり、いけない魅力を振りまくごはんやの女将・鴨舌美冬ら、年齢も職業も価値観もバラバラな彼女たちを、おいしい料理を作って迎え入れるトン子だったが……。男性陣にもユースケ・サンタマリア、池内博之、勝地涼ら個性豊かなメンバーが集結。原作者の筒井自ら脚本を手がけ、「手紙」の生野慈朗が監督を務めた。

映画.com

 女性の性欲と食欲に関する映画といっても過言はないだろう。

 若い女性から経験豊富な女性まで様々なタイプの女性たちだが、共通するのは食欲の占める割合の多さ。

 どの女優さんも実生活においてもそれぞれに男の影があるだけに、それが実際どうかは分からないが、それを踏まえてのキャスティングだろうし、それをイメージしながら鑑賞するとこれまた深く興味深い映画になる。

 小泉今日子の演技は、さりげなく見事ととしか言いようがない。ずっと見ていたい気持ちになる。年齢を重ねるごとに違った魅力が次から次へと湧いて出てくるように見える。

沢尻エリカも同様で、見事だった。今は薬物事件で仕事は出来ない状態だが、早いところ復帰をして欲しい女優さんの一人。

 元AKB48の前田敦子も、「元AKB」というのは既に必要ないと思うほど立派な女優さんになっていると感じる。今の夫となる勝地涼とはこの映画で知り合ったのかな?と思ったが、その前にドラマ「ど根性ガエル」で共演していたそうな。

 広瀬アリスも熱演している。出会った男にはいつも挽肉料理を振る舞うが、良いように利用されるだけの都合の良い女になってしまっている女を切なく演じている。

 鈴木京香はもう神業のような演技で感心しきりであった。なんとも言えぬ女性の色気。仕草ひとつとってもため息が出るほどだった。

 これだけの女優が揃っていて素晴らしい演技をしているのだが、映画全体の評価が「星三つ半」というのは何が悪いのだろうと思った。確かにここの演技を見ればどの俳優も素晴らしい。正直、途中少し飽きて他のことをやりながら見ていた時間もあったほど。どこの部分でそうだったかというと、壇蜜のエピソードの時。壇蜜は嫌いじゃないし、演技も問題ないと思うのだが、ここに壇蜜と子供のエピソードは必要だったかな?とも思ってしまった。

 私の総合評価としては星4つはあげたいところ。出来ることなら小泉今日子、鈴木京香、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリスを固定メンバーとして、2作目、3作目、あるいは1話完結のドラマ化にして欲しい作品でもある。

 もしまた続編が制作されるようなら観てみたい作品だった。



-映画

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

映画「ヒトラー 〜最期の12日間〜」

 昔、手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を読んだ。何度も何度も読み返した記憶がある。ヒトラーの狂気とその時代の空気とたくさんの不運な出来事があのような地獄を作り出してしまった。  実際のヒトラーを見たことは …

映画「ディープ・インパクト」

 先日、大きな火球があちこちで目撃され、そして鮮明に撮影もされた。  燃え尽きるときは満月ほどの明るさになったという。  あれだけの大きな火球であっても、大気圏に突入したものの大きさはゴルフボールほど …

映画「鈴木家の嘘」

長男の死によって巻き起こる家族の混乱と再生を、ユーモアを交えてあたたかく描いたドラマ。鈴木家の長男・浩一が突然亡くなった。そのショックで記憶を失ってしまった母・悠子のため、父・幸男と長女・富美が嘘をつ …

映画「ヒキタさん!ご懐妊ですよ」

作家のヒキタクニオが自身の体験をもとにつづった同名エッセイを映画化。本作が映画初主演となる名バイプレイヤーの松重豊が主人公となるヒキタクニオに扮し、妻サチ役の北川景子と年の差夫婦を演じた。「ぱいかじ南 …

映画「キャラクター」@ユナイテッド・シネマ

菅田将暉と本作が俳優デビューとなる「SEKAI NO OWARI」のボーカルFukaseの共演によるダークエンタテインメント。「20世紀少年」など数多くの浦沢直樹作品にストーリー共同制作者として携わっ …